風を斬る魚 (ページ7)

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術の実力2（青side）ページ7

｢じゃあ、次、俺｣

と、シルクと同様に印を結ぶ。すると手から水が溢れ出す。

モトキ｢ああ、ティッシュ、ティッシュ｣

床に落ちた水を吹いた。

｢見ての通り、俺は水の術が使える。他に威力をあげるために風の術を少しだけできるようにしたんだけど、他の術が出来なくてさ……俺にも教えて？｣

と聞くとみんな頷いてくれた。

忍者の修行は生まれてから15歳までだから、まだまだ未熟でもブレスを渡されちゃうんだよね。

ほんとは、もうちょい修行したかったわ。

ぺけ｢さっきさ、闘ってる時にやった技どうなってんの？｣

｢えっとね、忍者刀が弓に変わる仕組みは分からないけど、水を細くイメージすると矢になる。気づいたら技になってた｣

ンダホ｢気づいたらって、すごいなぁ｣

シルク｢もしかして、弓矢の方が扱いやすい？｣

｢そうだね。うん、基本的に弓矢がいいかな｣

なんほどね、とシルクはなにか考えてるようだ。

まぁ、いっか。