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Case1 ページ2

「今日から働かせていただく、安室透です。よろしくお願いします」


私のアルバイト先である、喫茶店ポアロ。

その店に、新人アルバイトがやってきた。


茶褐色の肌に、さらりとなびく金髪。

澄んだブルーの瞳。

ひと言で言えば、こう





「『イケメンだ』」





その日、一緒にシフトに入っていた梓さんと見事にハモり、

そのハモり・・・いや、言葉に安室さんは「あ、ハハハ・・・」と困ったように笑った。


「榎本梓です」

『六条Aです』

「梓さんに、Aさんですね。よろしくお願いします」


礼儀正しく頭を下げる安室さんは、その後、

こちらに眩しいほどの笑顔を見せた。


『え、眩しッ』

「じゃあさっそく!お仕事教えていくね!!」

「はい!お願いします」


そう言って、バックヤードに入っていく二人を見送り、

私はいつものように仕事を始めた。


本日日曜日。


(午後は混むなぁ・・・これ)


店内にしまわれた看板を外に出し、

眩しい太陽に目を細めながら、体をぐーっと伸ばした。


「あ!Aお姉さん!」

『ん?おー、コナンくんおはよう』


目の前に現われたのは、サッカーボールを抱えた眼鏡の少年、江戸川コナンくん。

ポアロの二階に探偵事務所を構える毛利小五郎宅に居候している謎の小学1年生だ。

どことなく、幼なじみの工藤新一に似ていたり、それっぽい行動をすることがあるが・・・まぁ、どうでもいいだろう。


『今日はどこに?』

「友達とサッカーしにいくの!」

『へぇ・・・子どもは風の子ってか』

「Aお姉さんってさ、高校生の割に考えが老けてるよね」

『大人びているといってくれると嬉しいな』

「それじゃぁ僕、いくね!!」

『おーう。気を付けて〜』


友達と遊ぶために駆けていくその背中を眺めながら、

さて、がんばるか・・・と、店内へと戻った。

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ソーダ愛す - ヤバい、面白すぎる...!個人的におジャ魔女とひょっこりはんがツボでしたww (12月13日 21時) (レス) @page49 id: 73c730aa71 (このIDを非表示/違反報告)
テトノ - 初めまして、とてもおもしろいです!!!はい、ひょっこりはんの所がとくにおもしろかったです (2022年4月10日 12時) (レス) @page44 id: 766cae026c (このIDを非表示/違反報告)
いつも楽しみに読んでます!更新頑張ってください! - ライ (2018年10月14日 9時) (レス) id: a0ae5a4b08 (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - 初めまして、面白いですヽ(*≧ω≦)ノパルクール出来る女子高生とかカッコいい!安室さん推しな感じも最高です♪ 正にドキドキハラハラな展開も良いです(*´艸`*)ひょっこりはんも笑いました(笑) (2018年6月13日 19時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
アオ - あおいさん» ありがとうございます!続編の方、読みました。教えていただき、本当にありがとうございました。 (2018年5月13日 8時) (レス) id: c480416726 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヤギとポン酢 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/  
作成日時:2018年4月7日 22時

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