ヒ モ だ か ら ( 青 × 緑 )

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ウーロン茶を頼んだはずが、なんでか知らんけど持ってこられたのはウーロンハイだったらしい。





1口飲んだ時は｢なんか普通のウーロン茶と味違うなあ｣ぐらいにしか思わなかった。





まあ店の数だけウーロン茶があるからここはこうゆう味なんやなって。






そこから半分ぐらい飲んで、淳太に指摘された。





黄｢神ちゃん顔赤なってるけど大丈夫？｣





緑｢あぁ、え、｣




黄｢でも神ちゃんが頼んだのってウーロン茶やろ？｣





そう言って俺のウーロン茶(ウーロンハイ)を一口飲んだ。





すぐにジョッキから口を離してまずそうな顔をする。






黄｢うん。お酒やわ。あっちにウォーターサーバーあったから水取ってくるよ。｣






緑｢あ、俺行く。自分のやし…。｣






これ以上気を使わせるわけにはいかなくて、立ち上がった。ふらふらした。





お酒には弱いから味が違う時点ですぐに疑うべきやった。相当余裕ないなあって思った。






緑｢…ウォーターサーバーなんてどこにあんねん…あれ？流星？｣





ウォーターサーバーがどこにあるか分からなくてキョロキョロしてたらパントリー横に流星とさっきの女の店員さんがいた。





何話してるかとかは全然分からないし、視力も良くないからぼんやりだけど、なんだか楽しそうだった。





女の店員さんはさっきとはまるで別人だった。親しげに流星に触れる。え、そんな仲良いん？






流星も流星で満更でもなくデレデレしちゃって。






ウォーターサーバーどころじゃなくなった。むしろヤケ酒したい。





その場にいられなくなって踵を返した。





わかりやすい嫉妬やな。






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