Sky (ページ4)

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S

もうこんな海人見てられないよ。

葬儀中に、思っていたこと。

途中、海人の子供が泣いて海人の母が連れて行った。一瞬だけど海人がひとりになったとき、俺はすぐ隣に行った。

紫耀「海人」

海人「……… 紫耀」

紫耀「お通夜終わったよ、一回俺と外行こう？」

海人「………ん」

お通夜が終了して、海人を支えられながら外へ

紫耀「子供の名前決めたの？」

海人「……………緋咲(ヒマリ)」

紫耀「可愛らしい名前だね、海人と奥さんらしいよ」

海人「俺も‥奥さんもひまわりが好きだから。」

紫耀「そっか」

海人「………緋咲、母乳飲めないからミルク生活なんだ。母乳飲まないで育ったなんて…今後言われるのかな」

紫耀「………大丈夫」

海人「…………なに会場スタッフ「喪主様、会場の方へご挨拶を」

海人「はい、」

海人とゆっくり話す時間も無いのか…

海人が立ち上がり、会場へ向かった様子を見て、俺も後を追った。

海人「………本日は、彼女のためにお集まり頂きましてありがとうございます。彼女は、緋咲を産みこの世を去りました… こんな僕と結婚してくれた彼女に感謝しながら、今後緋咲と二人で生活していきたいと思います。」

喪主の挨拶が終わり、会場の外に出る参列者に1つひとつ丁寧に挨拶をしている

緋咲ちゃんを抱きながら…

挨拶を終えた海人は、俺らのもとにやってきた

海人「……みんなもありがとうね、色々手伝ってくれて。」

廉「海人、疲れてるんじゃないか、？」

海人「大丈夫、大丈夫。俺の家族手伝ってくれているから、」

廉「………そうか、じゃあ俺は帰るから。ごめんな、明日外せない仕事あって… 何かあれば連絡して、？」

海人「ありがとうね、廉」

神「じゃあ、岸くん。俺らも、ね？」

岸「おう、そうだな。またな、海人」

海人「みんなありがとう」

海人は緋咲を抱っこしながら深く深く頭を下げ、メンバー三人を見送った