Sky (ページ18)

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泣き始めてしまった緋咲

緋咲の隣に行き抱っこして抱きしめるが、

対抗してくる。小さな手で何度も何度も身体を叩いてくる

帰らないと……お店の店員さんとかに見られてるな…

海「帰ろうか…？」

緋咲「いやぁっ！！！！」

大泣きだ…

抱っこして立ち上がり、会計へ

海「すみません、うるさくしてしまって…」

店員「いいえ、またお待ちしております」

海「緋咲〜帰るからね。」

レストランのドアを開けると、

ちょうど見たことある人達と目があってしまった

廉「海人？？え、緋咲ちゃん？」

大吾「なになに〜？娘ちゃん凄い泣いてるやん。」

廉と大吾くんだった

海「あっ、お疲れ様。ちょっと泣きやまなくてさ。じゃまた。」

廉「ちょ、海人！！」

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お互いの仕事が落ち着いたことから、
久しぶりに大吾とご飯に行くことを決めた

いつもなら居酒屋に行くかとなるところを、
何故か居酒屋が空いておらずレストランへ

廉「何や、子供の泣き声聞こえんな。」

大吾「レストランやもん、お子さん多いんちゃう？」

ドアを開けると、

大泣きの正体はメンバーの娘やった

廉「海人？？え、緋咲ちゃん？」

大吾「なになに〜？娘ちゃん凄い泣いてるやん。」

海「あっ、お疲れ様。ちょっと泣きやまなくてさ。じゃまた。」

廉「ちょ、海人！！」

海人が急いで車へ向かっているように見えた

大吾「廉。行かなくてええの。」

廉「 ………ごめん、先座ってて」

大吾「了解」

俺は海人を追いかけた

海「緋咲、大丈夫だよ。大丈夫。」

緋咲「ゲホッゲホッ……はぁっ…はぁっ」

海「苦しいね、大丈夫。」

海人の車の近くに行くと、

喘息の発作が出てしまった緋咲ちゃんと

それを何とか収めようと吸引器を持っている海人が居た

廉「海人…？」

海「あ、廉………」

廉「水買ってくるから。待ってな。」

俺は大吾に連絡して、

「今日ご飯厳しいかも」と伝えた

その5分後、大きな袋を持った大吾がやってきた

大吾「多分無理なんやろうと思って、テイクアウトしてきた。」

廉「サンキュ。」