仲間になったその日から。 (ページ44)

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K

こんな形で帰省するなんて思ってなかった

海人「………パパ」

俺より沈んでいる父親に声を掛けた

海人父「海人、おかえりなさい。」

海人「ただいま」

海人父「よく帰ってきた」

海人「………うん…… 」

父とあまり言葉が繋がらなくて

話し終えては姉の元へと向かう

海人「姉ちゃん何してるの、？」

海人姉「明日から、忙しくなるから。準備。ほら、海人。もう3時になるから寝ないと。体調崩すよ？」

海人「………うん、」

海人姉「おやすみ。」

姉とも言葉を交せば、部屋へと向かう

流石にもう泣けない俺がしっかりしないと。

俺は何かを閉じるように心を入れ替えた

次の日、7時に目が覚めて制服へと着替えてはリビングルームへ

海人「ママおはよう、昨日帰ってきてたんだよ。」

ママが居る場所に声を掛けては、姉と父、神宮寺家の為に朝食作り

ちなみに俺は同じものを食べれないから、違うものを。

海人姉「海人、おはよう。ありがとうね。」

海人「ううん、此方こそ。」

海人姉「海人、無理したらだめだからね。」

海人「ありがとう。」

海人姉が神宮寺家の泊まっている部屋に朝食を持っていき、俺はひとり朝食を始めた

海人「頑張らなきゃな…… 」

声に出して心に決めては、朝食を終えて

食器洗いや掃除を始めた

オフィスに行き、ママの机を綺麗にした

海人「 …将来ママと働きたかったな～… 」

危なく溢れ出てきそうな涙

だめだめ、抑えて

すぐに姉の元へと戻った

そこからお通夜の準備を忙しなく始めて、
気づけばお通夜の時間に。

俺ら家族三人が一番前に座り、

ホールにはズラっと人がいた

あれ………なんで

ジン以外にも3人も此処に……？？