仲間になったその日から。 (ページ42)

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紫耀「もしもし？」

ジン「今…母さんから連絡来て………海人のお母さん亡くなったんだって………海人のお姉ちゃんから連絡きたみたいで………それで、海人を都会に…って」

紫耀「え……… 」

何度か病院で会ったことがある

笑顔が素敵で海人のことが大好きな海人のお母さん

だから都会に帰りたかったんだ………

ジン「俺、母さんと都会行くから。海人に伝えてほしい」

紫耀「了解、」

海人の元へと戻り抱きしめた

紫耀「びっくりしたよな…怖いよな…すぐ会えるから。今ジンが迎えに来てくれる、一緒に都会まで行ってくれるよ… 」

海人「………っありがとう」

家のチャイムがなりママが玄関へと出るとジンの家族が待っていた

ジン母「海人くんは…？」

紫耀母「今呼ぶわ、紫耀～！！到着されたわよ。」

海人の事を支えながら、玄関へ

荷物を廉から預かりジンに渡すと車へと積み込み海人はジン家の車に乗り込んだ

紫耀「ジン！！頼んだよ。」

ジン「おう、行ってくるわ。」

廉と二人で見送った

廉「 ……俺らも土日になったら行こう。」

紫耀「そうだな… 」

今は木曜日、きっと都会から帰ってくるのに時間が掛かるから明日はジンは休むだろう

J

父の運転で都会へと向かう

田舎から都会まで6時間

くっそなんでこんな遠いんだよ……

因みに海人は泣き疲れたのか一度眠りについた

何度か休憩を取りながら都会へと向かっていると海人が起きた

ジン「 ……海人？」

海人「………ごめん…酔った」

ジン「これに吐いちゃえ。大丈夫」

袋を差し出し背中を擦るとすぐに吐き出した

海人「………ごめん………っ」

ジン「何も気にすることないって」

海人の酔いが少しずつ落ち着いた頃、
都会へと到着した