仲間になったその日から。 (ページ33)

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二人に声を掛けたが反応が無かった

近くにいた生徒に中島先生森本先生呼んでって声を掛け数分後二人はやってきた

中島「お前ら何やってんだよ！！！やって良いこと、悪いことくらい高校生になってもわからないのか？！！永瀬ー神宮寺わかる？？」

森本「いま救急車呼びましたから。二人とも何かしらあると思っておいて。まず、揉めた原因は何。」

紫耀「………髙橋海人のこと…悪く言ってたんです」

森本「………髙橋か。お前らには関係ないだろ。あいつの気持ちわかってあげられるのか？？いい加減にすれよ……」

森本先生が呆れた声で生徒二人を叱った後

救急車が到着して俺は廉の方に乗った

救急車が到着すると、二人は搬送されていった

神宮寺の方に中島先生が乗っていて俺のところへ来た

中島「平野悪いが俺は生徒達の関係で帰らなきゃならない。ひとりで大丈夫か？」

紫耀「はい、岸くんにも連絡したので… 」

中島「じゃあ行くから。親御さんたちも後にくるから。」

中島先生に頭を下げ、二人が出てくるのを待った

海人を院内で見つければ、すぐに抱きしめた

海人「…紫耀？」

紫耀「………海人」

海人「どうしたのー？？」

紫耀「………廉とジンが………そこに」

海人「………救命？？え？！ふたりは？？」

紫耀「……階段から落とされて…… 」

海人「………は？」

なんて二人で抱きついて海人が慰めていると救命のドアが開いた

廉「え、何してるんや(笑)」

ジン「ほら紫耀～海人苦しそうだよ」

紫耀「二人ともなんで？！生きてた！！」

廉「嫌々大丈夫や。俺は腕骨折しただけやし、ぐうじは？」

ジン「足捻挫、俺らちょっとした脳震盪起こしてたんだって。だけどもう異常ないから。心配かけた。ごめんな」

紫耀「 ………もう！！！ジンも廉も馬鹿！！！」

俺は二人に抱きついた。よかった、本当に良かった、生きててくれてありがとう。