仲間になったその日から。 (ページ4)

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岸「よっしゃ終わった！帰ろう！！」

説明を終えれば、岸くんが上記を述べて俺達は教室を出た

外へ行けば、親が迎えに来てる…

というのは嘘で、俺らの親4人は仲良く食事へ行ったそうだ

廉「また親達食事行った？なんやねん。俺らも送って行きや。」

ジン「まぁいいよ。帰ろう」

俺達4人はゆっくりと歩いて帰る中、玄関前で車を待っている海人くんを見つけた

紫耀「海人くん、お迎え？」

海人「 …あっ、うん。これから来る。」

紫耀「じゃあ俺達4人は歩いて帰るから。また明日からよろしくな？？」

海人「よろしくお願いします」

帰るぞーっていうジンの言葉を聞いては、4人で帰宅道を歩いた

車道にこの街では珍しいと思うタクシーが走っていた。珍しいと思っていたら高校に入っていった

紫耀「この街で、タクシー走るなんて珍しくない？」

岸「たしかに。走らないよな」

そのタクシーに今日話し掛けた海人が乗っているなんて知るのは後になる。

俺らの街は、東町、西町、北町とあり

東町に、俺と廉

西町に、岸くんとジン

因みに東町、西町は学校から近くて
北町は少し遠いんだ

田舎のくせに…

なんて思いながら廉と話しながら家へ帰宅すると母はもう家にいた

紫耀「あれ、4人で食事行ったんじゃないの？」

紫耀ママ「辞めたわよ。貴方達の学年だらけでママ達浮くから。」

紫耀「たしかに、」

紫耀ママ「もうっ何よそれ～。あっ、新しい子いたね。あの子、北町で独り暮らしなんだって。」

紫耀「えっ、海人？」

紫耀ママ「そうそう、髙橋海人くん。」

紫耀「そうなんだ… 」

紫耀ママ「仲良くしてあげなさいよ？！高校生で独り暮らしなんて立派ね～。」

なんて言いながらママは着替えに行った

スマホが振動しており、他の三人も同じ話を聞いたようだ

岸【海人くん、北町で独り暮らしって聞いた？】

廉【聞いた。びっくりしたよな。高校から北町って何キロ？】

ジン【 3.5km？】

廉【はぁっ？！遠っ！流石田舎やなぁ】

紫耀【東、西町でも遠いと思うのにな】

東町、西町は高校から1km程度

北町はかなり遠い