家族のカタチ (ページ20)

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岸「二人共ありがとうね、いま朝ごはん作るから準備してきていいよ」

廉「ん、俺はまだええよ。時間あるし。」

ジン「今日早く行かなきゃ行けないから俺準備するな」

岸「ジンありがとうな、ほらみんなも準備するよ〜」

小学生中学生は準備を始め、廉と幼稚園生はまだ遊んでいる。

その様子を見ながら、俺は朝ご飯を作り始めた

朝ご飯を食べ終えて、海人の朝食を廉に運んで貰い廉が学校へ行く頃食器を持ってきてもらった

岸「海人、どうだった？？」

廉「お粥2.3口食べたんやけど気持ち悪くなったみたいや… 」

岸「そっか、ありがとう廉。行ってらっしゃい」

そうして3時間後、海人の準備が出来てから車に乗り病院へ

病院の駐車場へ到着すると、眠っていた海人を起こして一緒に病院へ

3階の精神科へ向かい受付をすると、二人で椅子に座り待つことに。

海人「ごめん、寝ていい？？」

岸「カウンセリングまで時間あるから。寝な？？」

海人「ありがと…… 」

自分の着ていた上着を海人に掛けて、眠らせた。気持ち悪さと微熱から起きているのが辛いのかな…

看護師「髙橋海人さん〜」

岸「海人呼ばれたよ、行ける？」

呼ばれた為優しく肩を叩き、起きてもらうように言葉を掛けた

海人「……ん、行ってくる。」

岸「行っておいで」

目を覚まして立ち上がり、フラフラと歩きながらカウンセリングへと向かった

何も無い限り、俺はついていかない

何かあればすぐに診察室へ行く