【実.況.者】お隣さんの通勤事情【蘭.た.ん】 (ページ8)

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ちょっと危ない、お隣さんページ8

麻田くんに連絡がつき、今日は嫌というほど仕事したかなぁ。
今日はなんの曲を聴こうか、と荷物をまとめ、帰路に着く。駅近の職場でよかった。

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帰宅してやることを済ませ、ゲームを起動する。今日はakiさんの友人さんもチャットだけだそうだがいるらしい。

早速マッチング画面に移り、akiさんと…Lantahさん…ランタンさんかな。のパーティに入れてもらう。

"よろしくお願いします"とチャットを打ち込むと、結構なスピードで"こちらこそ"と帰ってきた。
機械慣れしてる方なのかな、と少しにやつく。機械慣れしてる人、なーんか好きなんだよね。

準備完了を押すと、マッチングに移る。akiさんは確か…なんか強いランクにいたはず。足手まといにならないといいけど。

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どうやらマッチングしたようで、ゲームが始まる。
とりあえずは作戦通りに進み、いい感じだなぁ、やっぱakiさんがいると違うな…と思っていた時、ランタンさんからチャットが来る。

"shu3、右に敵いる"

shu3って…akiさんのことか？と思いつつakiさんの方へとりあえずカバーしに行くが。

……あれ、いない。

「……あ、あの…akiさん？」

「あ、いた。折角カバーしにきてくれたのに…ごめんね」
「いえいえ」

「……あ、あと、shu3って…」

akiさんをカバーしながら考えていたのだ、実は。
akiさん、shu3って名義が"ガチ"っぽいな、と。

しゅーさん、しゅうさん…とマイクをミュートにして呟いていたら、カチッとピースが嵌まったような感覚があった。

shu3、しゅうさん、秋さん、あきさん…akiさん。ほら、しっくり来た。
これでも漢検ちゃんと受けてんのよ。別に関係ないか。

…まぁakiさんがshu3で、shu3がakiさんだったとしても、どちらにしろ私はakiさんと呼び続けるから関係はあまりないのだが。

あ、そういえば。
今日ご一緒させていただいたランタンさん。
ゲームセンスがずば抜けて高かった気がする。
私のフォローも上手いし、何よりAIM力が高い。これで初心者なのすごいなぁ、なんて。

そんなことを考えているうちにマッチ終了時間が迫ってきた。

結局この日も負けてしまったが、なんだかいつもに増して楽しかったな、と思えた、気がしてる。