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マサイside
「マサイ聞いて！明日ディズニー行くねん！」
マ「へぇ、いいじゃん笑」
あれ乗って〜、って明日のことを楽しそうに話すAちゃん。
すると、何かを思い出したようにこっちを見てから溜息をついた。
A「あぁぁ、マサイ羨ましいなぁ」
「…なんで？笑」
A「ディズニー近いやん」
「近いってわけではないけど、まぁAちゃんよりかは近いよね笑」
A「無理〜羨ましすぎ〜」
「無理ってなんだよ笑」
この子、どんだけディズニー好きなんだよ笑
まぁ、Aちゃんは関西に住んでるから俺よりは遠いよね
「どれだけこっちいるの？」
A「んー、5日間くらい？
5日間なんか一瞬やからなぁ〜」
そうだ、Aちゃんって今年で卒業だよね…？
「春休みになったらまたおいで」
A「や、妹いるから夏休みしかいけへんねん〜」
悔しそうに足をバタバタさせたAちゃん。
…思い出した。
Aちゃんには、年子の妹がいる。
今日は部活で忙しいから来れないっぽいけど…
「泊めてあげるよ？笑」
A「うそ〜笑」
勇気を出してそう聞いてみたものの、冗談として軽くあしらわれてしまった。
母「そうよ、春休みになったら泊めてあげなさい！どうせあんた一人暮らしでロクな生活できてないんだろうから」
母よ、それは助け舟なのか…？
単に毒を吐かれただけなのか…？
A「え、笑 じゃあ、マサイもお仕事落ち着いたらまた呼んでな笑」
…Aちゃんが困惑しながらもオッケーしてくれたみたい。
その後、今まで携帯を持ってなかったというAちゃんとLINEの連絡を交換して、バイバイした。
…マサイさん、春休みが楽しみです。
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作者名：さかなもち | 作成日時：2017年3月24日 12時
