経緯 ページ2
マサイside
今年の正月、実家に帰ったときだった。
マ「ただいま〜って、この料理どうしたの」
母「どうしたのって、今年は親戚が何人か来てくれるのよ」
マ「あぁ、そうなんだ」
机の上には、豪華な料理の数々。
今年は、親戚が何人かここまで来てくれるらしい。
人見知りの俺にとっては地獄なんだけど…
母「あ、今年はAちゃん来るって言ってたよ」
マ「お、マジか!」
母「ちゃんと部屋片付けときなさいよ」
ちなみに、Aちゃんは俺のいとこ。
中学3年生で、もうすぐ入試を控えてるみたい。
さっぱり?あっさり?した性格で、打ち解けるとすぐに仲良くなった。
すごく空気の読める子でね、本当に可愛いの。
ってことは、今年はちょっと楽しくなるかなぁ
《ピンポーン》
母「あ、来た来た」
《お邪魔しまーす》
何人かの足音が聞こえてくる。
玄関の方を覗くと、叔父さんや叔母さん、慣れないたくさんの親戚が見えた。
あぁっ、すっごく緊張するんだよね。
母「あっ、Aちゃん久しぶり〜!はい、これお年玉!入試頑張ってね〜!」
Aちゃん…?
名前に反応して母の目線を辿ると、背の高い女の子が立っていた。
《うわぁっ、ありがとうございます!!!》
満面の笑みでお年玉を受け取ると、大事そうに両手で包みこむ。
まさか…
「Aちゃん?」
A「っあ!!マサイ久しぶり〜!!」
久しぶりに見たAちゃんは見違えるように大人っぽくなっていた。
笑顔は変わんないんだけど、笑
「ここ座りなよ!」
A「お邪魔します!」
脱いだジャンパーを綺麗に畳んで、隣に座る。
うん、こういう礼儀正しいとこ好き。
こういうのが自然と出来る子っていいよね。笑
母「早く食べて!冷めちゃうよ!!」
「食べよっか」
A「うん!めっちゃおいしそう!!
いただきまーす!!」
「いただきます、笑」
料理を見て、目がキラキラしてるAちゃん。
目に入れても痛くないな。笑
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
長いので一旦切ります!(´⊙ω⊙`)
13人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さかなもち | 作成日時:2017年3月24日 12時