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坂「隣に、愛する人がいるから。ホッとするんだ。」
「…….っ」
坂「でも、今日。目が覚めたら横に居なかった。
その時、すっげぇ、怖くなった。本当に居なくなったら、そう思ったら何も考えずに部屋中探した。
そんな時、初めて、怖くなった。」
「……」
坂「1人で悩んで、1人で解決して、1人で突っ走って、1人でいようとして……
でも、本当は、誰かに相談したかった。1人になりたくないんだろ？心のどこかで助けを求めてるんじゃないのか？」
「そんなこと……」
女性は反抗するように男性の腕から抜け出そうとするも力が強くなかなか離れなかった。
「はな…して…っ」
坂「離さない」
「いや…っ、離してっ」
坂「もう、1人にさせない！」
「っ……」
坂「Aは、1人でいる時間が長すぎた。
…だから、俺は死んでも離さない。ずっと一緒だ。
道がわからなかったら…進む道が迷ったら、俺と一緒に作ればいい。新しい道を作るんだ。
Aは、絶対1人じゃない。俺がいる。長野だって井ノ原だって、剛や健、岡田だっている。」
男性の言葉に少しずつ止まりつつあった涙が再び溢れだした女性。
坂「Aは居なくちゃいけない。そうだろう？
どんなに、ほかの人からいらないって言われても、俺にとっては必要だ。
俺の人生にAがすっげぇ、必要。
もし、夢を見るんだったら何も考えずに俺を抱きしめて。
何も言わなくていい。俺は、Aの全てを理解してるから。」
男性がそう言い切ると逃げ出そうともがいていた身体を止めると男性の洋服を掴むとそれに顔を埋めると思いっきり泣いた女性。
それに対して安心させるように女性の背中をゆっくり撫でる男性の目からも涙が流れていた。
「1人に…しないで……苦しかった…ずっと、ずっと……」
坂「うん」
「何度も…何度も…助けて欲しかった…
でも…迷惑になるから…たかだか、私のこんな夢で、まぁくんを、悩ませたくなかった……
何より、離れてっちゃうって思ってた…
でも、…もっと、早く、相談してればよかった…信じてあげられなくて、ごめん、本当に、ごめんなさい…」
坂「分かってるから、分かってるから…」
女性の言葉に頷くように男性は頭を撫でながら言うと2人して固く抱きしめ合うとお互い思いっきり泣いた。
灯台の光と車のライトしか灯りがなかった浜辺も時間が経ったのか、海の向こう側から朝日が出てきて、抱きしめ合った二人を照らした。
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V-GIRL(プロフ) - 、さん» 教えていただきありがとうございました。すぐに外させていただきました。 (2018年3月19日 20時) (
レス) id: cfb5e895e7 (このIDを非表示/違反報告)
、 - 実在する人物、団体、アニメキャラ等を扱う二次創作になりますのでオリジナルフラグ外して下さい (2018年3月19日 20時) (レス) id: fbed36f3e2 (このIDを非表示/違反報告)
れなぱん - 更新楽しみにしています！Wikipediaにのっていた内容(過去編？)のお話を読みたいです！ (2018年3月19日 18時) (レス) id: ac92749a12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：V-GIRL | 作成日時：2018年3月19日 17時
