65.心配性の長野くん ページ20
A抜きの6人で夕食を取っていると、坂本の携帯が独特な音で鳴り、その場で開くと、風間からのメッセージが。
風間Aさん、お借りしてます。1週間後、お迎えにいらっしゃる時、連絡ください。迎えに行きます
(風間さんが画像を送りました)
坂「おぉ……」
健「どうしたのー？」
横でポテトサラダに手をつけていた健が、不思議そうに顔を覗き込むと、あっ！と声を上げてスプーンをお皿に戻すとスマホを奪った。
健「Aだ！」
健の一言に、彼の正面に座っていた長野が少し肩を上げると、健からスマホを受け取ると画像を見た。
そこには、ACTORのメンバーでもある中山と料理をしているAの姿が。
今日、風間に1週間後、彼女を迎えに行くことを伝えた為、その詳細がその後の文に書いてあったがそんなのは誰も見ずに、画像だけが回った。
剛「あれ？中山ってJUMPじゃなかったっけ？」
井「やめたんじゃないの？」
剛「へぇ〜」
准「てか、何作ってるんやろ…」
長「多分、中華スープじゃないかな？あとは…油淋鶏」
坂「良くわかるな笑」
長「昨日言ってたし」
坂「あぁ、そう」
健「あっれ〜？長野くん、もしかして優馬に嫉妬してる？」
長「なに、馬鹿な事言ってんの、健」
剛「長野くん、長野くん！男の嫉妬ほど見苦しい物はないよ？」
長「うるさいよ！もう……笑」
井「実際のところ？どんなのよ、なぁのくん」
長「……教えない。」
長野が意地を張ったように言うと、井ノ原組が不満たらたらな声で問い詰めるも……
長「ぐずぐず言ってると、明日の朝ごはん、3人は抜きにするよ」
黒い笑みを浮かべそういうと、井ノ原組は顔を少し青ざめて黙って残りのご飯を食べ始めると、満足そうに、でも少し心配そうに眉間に皺を寄せて食べる長野と、何を考えているか分からず食後に何故かバナナをもぐもぐと食べる岡田、長野に叱られた井ノ原組を見て苦笑いになる坂本だった。
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陽向 - Ｖ６小説を探してたら、辿り着きました!!とってもとっても続きが気になるので、お時間が出来たら更新お願いします。博くんとのこれからが気になります〜!!!! (2023年4月27日 22時) (
レス) id: 5dffaddba3 (このIDを非表示/違反報告)
bluesea(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2018年1月25日 22時) (レス) id: fc562b247e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：V-GIRL | 作成日時：2018年1月15日 10時
