とりあえず ページ1
一先ず亜空の使者の再来が終わり、Aたちは再び穏やかな日々を取り戻し始めていた。取り憑かれたファイターたちと戦った際に崩れた城壁や、散らかった花壇など全員で城の整備をしていたのだ。
『ガノンさん！このペンキを運んでもらってもいいですか？』
『ネスとリュカは花壇に植え直す花を選んでくれるかい？君たちの好きな花でいいよ』
『あ！ワリオさんたらまたつまみ食いばっかり！ここ片付けてくださいねー！』
トゥーン「Aってば張り切ってるねー」
デイジー「一番辛かったのはAでしょうに…私達も頑張りましょ！」
長い戦いを終えた後だと言うのに、Aはテキパキ指示を出して修復に臨む。時折体のどこかが痛むのか、表情を歪ませて力仕事もしていた。流石に医務室のベッドを一人で運ぼうとした時は周りが全力で止めたが。
ケン「ちょっと無理しすぎじゃないか？マスハンのところで休んできてもいいんだぞ？」
『結構体力は余ってるんで平気ですよ。それに、早く皆さんと楽しく過ごしたいので…』
はにかむAに数名がノックアウトされて倒れていた。ゼルダは救急搬送された()
ソラ「Aお疲れ！外壁のペンキ塗り終わったよ」
『ありがとう！あ、そういえば衣装の発注のことマスハンに言ってくれた？』
ソラ「バッチリ！そろそろ全体的に終わりそうだよ！…それはそうと、ほんとに大丈夫？その目」
眼帯の縁を優しく撫でられて苦笑する。頬を掻きながらソラから視線を外した。
『特に痛くもないんだ。ただ見えにくくて…目玉は復活したから、抉り取られた時より気持ち悪くはないと思うんだけど』
ソラ「ぽっかり穴が空いてて痛いとか、それどころじゃなかったしな…また異変があったら絶対言うんだぞ？」
『分かってるよ』
ソラ(こんなこと言ってて、Aは溜め込むからな〜俺が見ててやらないと)
まだ、あの時の衝撃が忘れられない。信頼しているファイターたちの殺意に対する絶望と、体の一部を取られたショック。全てが人生で初めてのことすぎて、Aは無意識に精神的に疲弊していた。
『…お』
心の疲れを察したパックンが頭を擦り寄せて見上げてくる。作業は終盤。そろそろ暖かいお茶でも用意して、今まで出来なかった分のお話をしたい。
『なあソラ、皆のお茶でも用意してこようか』
ソラ「いいよ、もっとゆっくりしたいよね」
こういう日常だ。自分が望んだものは。
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粗大ゴミ(プロフ) - ゆなさん» コメントありがとうございます！文章力の衰えを感じますが、また頑張って行こうと思います！ (5月19日 21時) (
レス) id: fd182a523e (このIDを非表示/違反報告)
粗大ゴミ(プロフ) - Rinkaさん» コメントありがとうございます！暫く動かしていなかったので、模索しながら頑張りたいと思います…！ (5月19日 21時) (レス) id: fd182a523e (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - すごく面白くいつの間にか最後まで見ていました！更新されるのを楽しみにしています！頑張ってください！ (5月12日 17時) (レス) id: 72b9171e3b (このIDを非表示/違反報告)
Rinka(プロフ) - 更新頑張ってください！応援してます( *´꒳`*) (2023年4月23日 10時) (レス) id: d052d1df7c (このIDを非表示/違反報告)
粗大ゴミ(プロフ) - ラムミのサブ垢【YouTube】さん» コメントありがとうございます！はい！頑張ります！ (2022年12月17日 1時) (レス) id: fd182a523e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：粗大ゴミ | 作成日時：2022年12月16日 4時
