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不釣り合いだ ページ8

今回はパックンが目覚める前に別世界に転移してみた。武器も少し強固な物にして準備も万端。さぁ行くぞ!と装置が辿り着いたそこは砂漠。暑さ対策を万全にしてきたAは、それでも砂漠の猛暑には勝てなかった。


『あっっつい…最近の暑さなんて比じゃないくらい…水飲も』


このペースで水分補給をしていたらあっという間に無くなってしまう。手早くここのファイターを見つけて回収しなければ。ふと、遠くにヤシの木を見つける。


『あ…オアシス、かな?』


この際幻覚でもなんでもいい。暑さが凌げているという感覚だけでも味わえればそれで十分だという程にAの脳は疲れ切っていた。ようやくたどり着いた頃には服が汗でびっしょり。とても不快だった。


『はぁ…はぁ…着いたー!』


ゲルド族「おや、見ない顔だね」


背の高い色黒の女性。少しガノンドロフに似た姿の彼女は長い槍を携えてこちらに近づいてきた。


ゲルド族「暑かったろう。あの建物内はまだ涼しいから、休んでいきなさい」


『あ、ありがとうございます!』


親切心に応えていそいそと中へ。こりゃあパックンを連れてこなくて正解だったな。すぐ干からびていたかも…。人がいないのか、静まり返っていた店内には宝石の装飾が並んでいた。


『へぇ〜アクセサリーも売ってるのか』


?「お気に召したものはありますか?」


聞いたことのある声に顔を上げる。カウンターの奥からつかつかと歩いてくる女性は金色の目を真っ直ぐにAへ向ける。


『パルテナ、さん』


パルテナ「こんな所に不釣り合いだと思ったでしょう?でもここを任されてしまったので」


そんな事はさておき、と彼女はカウンターを越えてAの胸倉を掴む。強制的に引っ張られたAは身体中電流が走ったような痛みを感じた。


『ぅあ"あ"あ"!』


パルテナ「うふふ!その顔素敵ですね!貴女は私たちの計画に不必要ですが、殺してしまうには勿体無いほどいじめがいがありますね」


計画?いやそれより、この状況をどうにかしないと!Aが腰の剣に手を伸ばすがあえなく取られて遠くへ投げ捨てられる。


パルテナ「無駄ですよ、全く悪足掻きも可愛らしいですね」


またさっきの攻撃を喰らったら一溜りもないことくらい分かっている。一か八か背中の銃で対抗出来ればいいのだが。幸いパルテナはAを虐めるのに集中しているし、今なら…!彼女を強く睨みつけ、素早く銃を握る。相手に向けられると同時に引き金を引いた。

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粗大ゴミ(プロフ) - 青い氷さん» コメントありがとうございます!こんな妄想の垂れ流しを褒めてくださるなんて嬉しいです…!拙い駄文ですがゆっくり投稿していきますので是非最後までお付き合い下さい(*^^*) (2022年8月13日 15時) (レス) id: fd182a523e (このIDを非表示/違反報告)
青い氷(プロフ) - すごく面白いです!更新頑張ってください!!応援してます! (2022年8月11日 21時) (レス) id: 76e242a4de (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:粗大ゴミ | 作成日時:2022年6月16日 1時

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