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利用できる ページ6

主はファイターだけでなくほかの世界の人々も侵略していた。それはこの前のロイのときも含めてのことだ。ここの人たちも例外ではなく、突然意識を失っていく人を沢山見た。


『主はここの人たちを意識不明にさせているのか』


男「あーお嬢ちゃん!ちょっとそっち側持ってよ!今人手が足りないんだ」


『あ、はい!』


成り行きで手伝わされてしまったが、人手不足なのは本当のようで。次々と倒れていく住民。これが続けば、いずれ誰も起きていない静かな街になる。男性と新たに倒れた人を運び込んだとき、外が騒がしくなった。


男「あ?なんだ?」


『何かあったんでしょうか』


扉に手をかけて、すぐ離された。パックンがダイブしてきて横に倒れる。次の瞬間扉から真っ赤な炎が爆発と共に入り込んできた。


ボゴォオォオン!


『!はっ…』


男「うわぁあ!!そ、外だ!外に逃げろぉ!」


幸い運んだ人には当たらなかったが家の大半が焼けてしまった。パックンが守ってくれたのだ。空いた大きな穴から、赤い装束の女が現れる。


ホムラ「あら…ここの人たちは一回で殺せませんでしたね」


立てられた人差し指の先に小さな炎を揺らして中に入ってくる。彼女が、この爆発を起こしたのか。ふらふらと立ち上がる。


ホムラ「あ、貴女は…主の探している子ですね」


『そうです。自分と、戦ってください』


ホムラ「もちろんです。でも、私に勝てるかしら…」


わざとらしく首を傾げて眉を下げる。この人はこんなことを言う人じゃない…!改めてこの出来事の黒幕である「主」に腹が立ってきた。


『っ、こっちです!』


外へ走り出てホムラをおびき寄せた。意外にも簡単に着いてきてくれたので、相当主は自分を殺したいのだろうと合点が行く。


ホムラ「その銃はなんですか?おもちゃ?」


考え無しに突っ込んでしまったか、腰に提げた軽くて小さな銃を構えてみることしか出来なかった。彼女は武器を投げる技を持っているから近接戦は難しいかも。


ホムラ「果たして私に当たるでしょうか?ブレイズエンド!」


やはり放たれた、大きな炎の円を描く攻撃に怯む。


(…いや待てよ?これを利用できないか…?)


今目の前に武器があるということは彼女はこの時間は無防備。これは銃を使わなくても勝てる…!思うが早いか、炎の壁を無視してホムラへ一直線に走った。彼女の手元に武器が戻ってくる頃には、Aはホムラの胸に飛び込んでいた。

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粗大ゴミ(プロフ) - 青い氷さん» コメントありがとうございます!こんな妄想の垂れ流しを褒めてくださるなんて嬉しいです…!拙い駄文ですがゆっくり投稿していきますので是非最後までお付き合い下さい(*^^*) (2022年8月13日 15時) (レス) id: fd182a523e (このIDを非表示/違反報告)
青い氷(プロフ) - すごく面白いです!更新頑張ってください!!応援してます! (2022年8月11日 21時) (レス) id: 76e242a4de (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:粗大ゴミ | 作成日時:2022年6月16日 1時

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