カーチェイス ページ45
車というよりバイクに近い音だろうか。運転中のためバックミラーで確認したいが真横にインクが放たれて気が気では無い。
ソラ「ワリオとロックマンがバイクで追いかけて来てるんだ！」
『なるほどその音か!!』
横にはインクリング、後ろにはワリオたち。絶望的な状況で脳内の声を聞いた。
ダーズ《仕方の無い者たちだ…しっかり掴まっていろよ！》
ヒュンッと胸から飛び出したダーズが車に自身を固定し、触手を目一杯伸ばしてインクリングに攻撃を仕掛ける。
ボーイ「ほっ！うわっ！」
ガール「危ないじゃん！う"」
二人同時に縛り上げられて車の上に固定される。パックンが二人のブキを回収。さて後ろのバイクをどうするか…。
キーラ「今度は私の番かな？」
カッと体を光らせたキーラ。目が眩んだワリオとロックマンが速度を落とすと今度はソラが助手席から飛び出す。キーブレードがワリオの顎にヒットした。
ワリオ「うぇっ！？ぐぉ…」
ソラ「やった！…あれ？ロックマンは」
その時倒れたバイクから現れたロックマンが、ソラに向かって発射した。キーラが飛んできたソラを回収して車内に戻る。
ソラ「ごめんよ…油断した」
『大丈夫だよ！むしろごめん、何も出来なくて』
キーラ「久しぶりに我々の独壇場だ！いくぞ！」
ソラを置いたキーラがロックマンの周りを発光しながらぐるぐる回る。訳が分からず闇雲に乱射しまくるロックマンの首に羽が巻き付き、気を絶たせることに成功したらしい。ロックマンのフィギュアを持って車へと戻ってきた。
キーラ「ふふんどうだい？力を蓄えられればこれぐらいどうって事ないさ！」
『流石ですね、さてこのまま戻りますか』
車を停めて降りようとした瞬間、大きな音を立てて車が跳ね上がった。ソラとキーラダーズ、パックンが車から振り落とされ、コンクリートを転げる。
ソラ「うわぁ！ぐ…あ、A…」
キーラ「誰の仕業だ！」
赤い鉢巻を縛り直してこちらへ歩みを進めるのは、格闘家のリュウであった。傍にはリドリーの姿も見える。ソラもキーブレードを構えて警戒するがそんな事には目もくれずひっくり返った車からAを引きずり出した。気づいたパックンが止めに入るもリドリーが立ち塞がりそれは叶わなかった。やがてAを抱えたリュウはリドリーに乗って飛んでいく。
ソラ「待て！」
咄嗟に飛んだソラがリドリーの尻尾を握るが、呆気なく振り落とされて地面へと叩きつけられた。
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粗大ゴミ(プロフ) - 青い氷さん» コメントありがとうございます！こんな妄想の垂れ流しを褒めてくださるなんて嬉しいです…！拙い駄文ですがゆっくり投稿していきますので是非最後までお付き合い下さい(*^^*) (2022年8月13日 15時) (
レス) id: fd182a523e (このIDを非表示/違反報告)
青い氷(プロフ) - すごく面白いです！更新頑張ってください！！応援してます！ (2022年8月11日 21時) (レス) id: 76e242a4de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：粗大ゴミ | 作成日時：2022年6月16日 1時
