敵側の意図 ページ22
ミェン「さぁ！大人しく捕まるネ！」
『なんでぇ！？』
ミェンミェンの長い腕に絡め取られて動けなくなっている。お腹空いたからって道端のラーメンに気を取られるんじゃなかった…！
キーラ「おい何をしている」
ぐさりとミェンミェンの頭に刺さった触手が、Aに絡まった腕も切り裂く。触手を抜かれた彼女は倒れた。
ミェン「わ、わたしのもの…だったの二…」
『ミェンミェンさん…最後に美味しいラーメン、ありがとうございました』
今だにAの力を狙ってか、主に命令されてか殺しにくるファイターが留まらない。それ程主の力が強いことを証明されていた。だがそんな力があるにも関わらず、自分の力まで欲するその目的はなんだろう？
キーラ《浮かない顔だな、どうした》
『いや…ファイター全員を操る力を持っているのに、自分のことを狙うのは何故だろうって』
ダーズ《単に貴様が邪魔なんだろうな》
変に納得してしまった。それでも全員を解放するまでは諦められない。この中華街の人々に礼を言われ、ミェンミェンのフィギュアを回収して戻った。
〜〜〜〜〜〜〜
まだまだ元気が有り余っているパックンを横目に、Aたちは戦争中の城に来ていた。どこの世界だかは分からないが、これもマスターハンドのイメージ世界なのだろう。
兵士「だ、誰だお前たち！」
早速兵士に見つかってしまった。だが目の前の兵は足も手も震わせていて顔は青ざめている。新兵なのだろうか。
『自分は敵ではありません！人探しをしているだけです！』
兵士「人、探し？こんなところに、お前みたいな女が探している人がいるものか！」
ダーズ《！避けろ!!》
心の中で響くダーズの声。パックンがAの手を掴んで横へ避けた後、兵士の首を電撃が貫通した。
兵士「は、かぁっ！」
『あの、電撃は…！』
倒れる兵士の後ろから現れたのは、よく知る軍師だった。しかも二人。
『ルフレさんたち…』
ルフレ男「こんな危ないところまで来るなんて…君は本当に成長しないな」
ルフレ女「ちょっと腰抜け兵士でしたけど、目的の人物を見つけてくれたので良しとしますよ」
冷ややかな目が、Aを捉える。ルフレは遠距離が得意だ。だとしたらこっちも
ルフレ男「そんな銃で抵抗しようというのか？」
ルフレが手に魔法を溜め始める。トロンを打つ気だろう。そうはさせまいと手の中の銃を発砲した瞬間、サンダーソードで弾かれた。女のルフレがやったのだ。
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粗大ゴミ(プロフ) - 青い氷さん» コメントありがとうございます！こんな妄想の垂れ流しを褒めてくださるなんて嬉しいです…！拙い駄文ですがゆっくり投稿していきますので是非最後までお付き合い下さい(*^^*) (2022年8月13日 15時) (
レス) id: fd182a523e (このIDを非表示/違反報告)
青い氷(プロフ) - すごく面白いです！更新頑張ってください！！応援してます！ (2022年8月11日 21時) (レス) id: 76e242a4de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：粗大ゴミ | 作成日時：2022年6月16日 1時
