☆ ページ7
『ん』
クッパ「んっ、ありがとうなのだ！お陰で元気が出たぞ！」
頬に控えめなキスをすると、クッパは満足気ににかりと笑った。大魔王らしいが、こんな顔をされてしまっては信じられなくなってしまう。そんなところも平和で微笑んでいた。すると突如飛んできたフライパンがクッパに命中し、彼は建物の外へ吹っ飛ばされた。
リュカ「い、痛そ〜…」
ピーチ「Aー!!!!」
フライパンということは、となんとなく察していたがやはりピーチだった。彼女に抱きつかれて、肩口からパルテナの姿も見える。どうやら一緒にいたようだ。
ピーチ「大丈夫！？クッパに乱暴されなかった！？」
『は、はい、頬にキスしただけでんぅっ！？』
言葉の途中で口を塞がれた。手で顔を包まれて固定される。長めの口付けで、Aは苦しくなっていた。
パルテナ「皆さん見てはいけませんよ〜♪」
パルテナは咄嗟にバリアを張り、ピーチとAのキスが終わるまで子供たちに見せないようにしていた。
ピーチ「ぷはっ！頬でも相手がクッパなら尚更許せないわよ！」
『くはぁ…で、でもいきなりキスはやめてください…』
バリアを解除したパルテナは、Aに向き直って頬にキスをした。
パルテナ「うふふ♪乱闘の後だったのでいい体力回復になりました！これはお礼です♪」
『あへ…』
じゃあね〜と赤くなったAを置いて去る二人。子供たちは、通りがかったガオガエンに預けて帰らせた。そろそろ部屋に戻って記録をまとめなくては。そう踵を返すとルフレにぶつかった。
『わあっ！ごめんなさい！』
ルフレ男「こちらこそすまない…失礼」
倒れかけたところを支えてくれた彼は、ちぅと軽く口付けを落として走り去った。物凄いスピードで、Aは何が何だか分からなかった。
『え、あ、え？？』
アイク「A」
『あ、アイクさん』
アイク「ちょっといいか？」
返答する間もなく壁に追いやられる。恐らくこの人もキスをする気だろうと勘づき、顔を背けてしまった。鍛えられた腕が両の道を塞ぎ、ゆっくりアイクが顔を近づけてきた。やがて耳の近くの頬に唇が触れると彼は腕を離してAを解放した。
アイク「怖がらせたな。大丈夫だ。これ以上はしない」
『い、いえ…』
アイク「今はな」
ロイ「はい犯罪確定ー!!逮捕ー!!」
大声が聞こえて走ってくる音が近づく。ロイはアイクの手を拘束すると、Aを見て頬を赤らめた。
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粗大ゴミ(プロフ) - まどかさん» コメントありがとうございます！コンテンツに対しての熱と文才が落ちかけている作者ですが、そう言っていただけて嬉しいです！ (9月11日 23時) (
レス) id: fd182a523e (このIDを非表示/違反報告)
まどか - 亜空間の小説から見てこんなに面白く楽しいって思ったのは初めて… (8月30日 4時) (レス) @page50 id: b6ef9522e9 (このIDを非表示/違反報告)
粗大ゴミ(プロフ) - わらび餅さん» ありがとうございます！掛け持ちな上に飽き性ですが、ちまちまやっていこいと思います(*^^) (2021年10月7日 22時) (レス) id: fd182a523e (このIDを非表示/違反報告)
わらび餅 - 面白かったです。更新頑張ってください。 (2021年10月7日 17時) (レス) @page2 id: b4ce205d1c (このIDを非表示/違反報告)
粗大ゴミ(プロフ) - りなりんさん» りなりんさん！ありがとうございます！いい機会だったので即興で短編集を作成してしまいましたw楽しんでもらえて良かったです！こちらこそありがとうございました(*´∇｀) (2021年10月7日 12時) (レス) id: fd182a523e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：粗大ゴミ | 作成日時：2021年10月7日 0時
