☆ ページ32
突然現れた障害物たちを前に、しぶしぶ目を閉じるボーイ。邪魔する気満々の皆は心做しか、わくわくしているように見えた。
シーク「誰が邪魔はいないと言った」
マルス「ごめんね、僕達もAと結ばれたい気持ちは同じなんだ」
ガール「あんたにAを渡したくなくて助っ人を呼んだんだ！頑張れ〜」
ボーイ「くっそぉぜったい許さないからなー！」
そう言って早速走り出すボーイ。岩と岩の間はそこまで離れていないが、邪魔者役によってこてんぱんにされていた。
ジョーカー「残念だな。Aの心は俺が頂戴する」
ボーイ「なんかやり方変わってない！？これ占いの岩だよね！？」
ブラピ「だとしてもたどり着けなかったお前の負けだ。さ、行くぞA。オレと饅頭でも」
振り返るとそこにはAの姿はなかった。誰かに先を越されたと、全員で探し回った。
〜〜〜〜〜〜〜
『いきなり翼で包まれるからなんだと思いましたよ…』
パルテナ「すみません。随分楽しそうにしていたので攫ってしまいました」
ルキナ「言い方が怖いですよパルテナさん」
ベヨネッタ「いいじゃない。切り替えてショッピングと行きましょう」
カムイ女「中々私たちの世界にはない風景だから、ちょっとはしゃいじゃいますね」
ルフレ女「あのお店はなんでしょう？行きましょう！」
女性陣に攫われたAはショッピングに向かっていた。和風な街並みは彼女たちには馴染みがないらしく、皆がそわそわしていた。
しずえ「あら！皆さんも着物を見に来たのですか？」
とある店の前でしずえと出会う。彼女はピンク色の着物に身を包み、髪飾りを見ていたようだ。
『しずえさん！とっても可愛いです！』
しずえ「ありがとうございます！Aさんもどうですか？着物の試着ができるようですよ」
ベヨネッタ「いいわね…せっかくだから着ましょうよ。私、貴女の着物姿が見たいわ」
ルキナ「私も見たいです！」
『そうですね、じゃあ皆さんも一緒に！』
店内は丁度いい明るさで店主も優しそうなおば様だった。それぞれ着物を選んで着付け師さんにお願いする。やっぱり美女は着物も似合うなぁと惚れ惚れしていた。
『わぁ…皆さん本当に綺麗ですね』
ルフレ女「なっ！…Aさんもか、可愛すぎます！もー！」
カムイ女「ふふ、ルフレさんは照れ屋ですね。Aさんもとっても可愛いですよ」
後ろから髪飾りを刺されて振り返ると、パルテナがにこりと微笑んでいた。
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粗大ゴミ(プロフ) - まどかさん» コメントありがとうございます！コンテンツに対しての熱と文才が落ちかけている作者ですが、そう言っていただけて嬉しいです！ (9月11日 23時) (
レス) id: fd182a523e (このIDを非表示/違反報告)
まどか - 亜空間の小説から見てこんなに面白く楽しいって思ったのは初めて… (8月30日 4時) (レス) @page50 id: b6ef9522e9 (このIDを非表示/違反報告)
粗大ゴミ(プロフ) - わらび餅さん» ありがとうございます！掛け持ちな上に飽き性ですが、ちまちまやっていこいと思います(*^^) (2021年10月7日 22時) (レス) id: fd182a523e (このIDを非表示/違反報告)
わらび餅 - 面白かったです。更新頑張ってください。 (2021年10月7日 17時) (レス) @page2 id: b4ce205d1c (このIDを非表示/違反報告)
粗大ゴミ(プロフ) - りなりんさん» りなりんさん！ありがとうございます！いい機会だったので即興で短編集を作成してしまいましたw楽しんでもらえて良かったです！こちらこそありがとうございました(*´∇｀) (2021年10月7日 12時) (レス) id: fd182a523e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：粗大ゴミ | 作成日時：2021年10月7日 0時
