☆ ページ24
集まる視線に耐えきれずにアイクを盾にして隠れた。Aより背が低いアイクは盾になりきれず、赤くなった耳が晒された。一人、駆け寄る音が聞こえて恐る恐る見上げる。
ゼルダ「なっ…」
『あ…』
寄ってきたのはゼルダで、やはり男性になっているらしい。骨ばった手をわなわなと震わせAを見つめる。やはり男の自分は気持ち悪いだろうか…。不安になってまた顔を下げようとすると、がしりと掴まれて目を合わせられた。
『ぶっ』
ゼルダ「い、イケメ〜ン!なんなのこれ!?どストライク!!」
『はへぇ』
どうやら完全に男の人らしい。胸が固い。強く抱きしめられて頭をなでなでされた。ゼルダの方が背が高くてカッコイイはずなのに。
ゼルダ「むふふ♪私こんなイケメンとキスしちゃったのよね…あーなんだか恥ずかしくなってきた!いや〜だぁ♪」
『今更ですよ…それに、ゼルダさんの方がカッコイイです!』
ゼルダ「はぁー!イケメンにイケメンって言われちゃった!きゃっ♪」
リュカ「そ、そこまでにしてあげて、Aさんが真っ赤だよ…」
そろそろとリュカが制す。彼は見た目こそあまり変わっていないものの、可愛らしいスカートを履いていた。
『ぅえ!?リュカくん!?可愛いっ』
ネス「僕達も可愛いでしょー!」
トゥーン「デイジー姉ちゃんが着せてくれたんだ!」
子リン「僕は嫌だって言ったんだよ…」
『リンクくんも可愛いですよ』
彼の頭を撫でると、満更でもなさげにスカートをぎゅっと握った。やばい抱きしめたい。でも今抱きしめたら犯罪だろうか…。
ピット「…何かよからぬ事を考えてますね?」
『いや……なにも』
アイク「なんにも隠せてないぞ」
『あのですね、今の状態で子供たちを抱きしめたら犯罪かな…って』
トゥーン「おいらは別にいいよー」
ネス「僕も!」
リュカ「僕も!…Aさんなら…」
子リン「僕だって構わないけど」
『あ"っもう可愛いですねいただきます』
謎の掛け声と共に子供たちを抱きしめる。ああ…ふわふわ…あったかい…このまま眠れる…。
ゼルダ「ちょっと!私のAなのよ!」
トゥーン「あぁー!ゼルダ姉ちゃんだけずるい!」
ギャースカ始まったAの取り合い。沢山の女の子とイケメンに抱きつかれてAは幸せだった。
〜〜〜〜〜〜〜
なんとか朝食を食べ終えて、ふと疑問に思ったことがある。
『…シークさんってどうなってるんだろう』
?「悩み事か?」
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粗大ゴミ(プロフ) - まどかさん» コメントありがとうございます!コンテンツに対しての熱と文才が落ちかけている作者ですが、そう言っていただけて嬉しいです! (9月11日 23時) (レス) id: fd182a523e (このIDを非表示/違反報告)
まどか - 亜空間の小説から見てこんなに面白く楽しいって思ったのは初めて… (8月30日 4時) (レス) @page50 id: b6ef9522e9 (このIDを非表示/違反報告)
粗大ゴミ(プロフ) - わらび餅さん» ありがとうございます!掛け持ちな上に飽き性ですが、ちまちまやっていこいと思います(*^^) (2021年10月7日 22時) (レス) id: fd182a523e (このIDを非表示/違反報告)
わらび餅 - 面白かったです。更新頑張ってください。 (2021年10月7日 17時) (レス) @page2 id: b4ce205d1c (このIDを非表示/違反報告)
粗大ゴミ(プロフ) - りなりんさん» りなりんさん!ありがとうございます!いい機会だったので即興で短編集を作成してしまいましたw楽しんでもらえて良かったです!こちらこそありがとうございました(*´∇`) (2021年10月7日 12時) (レス) id: fd182a523e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:粗大ゴミ | 作成日時:2021年10月7日 0時