ラッキースケベという名の皆無(夢主無し) ページ18
ソニック「おぉ？なんでこんなところに…」
乱闘帰りのソニックが、廊下で見つけた代物。それはごく普通のリップステッキだった。マスハンへ届けようと拾い上げる。そこへ寝起きのリンクが通りがかった。
ソニック「Heyリンク！眠そうだね！」
リンク「ふぁ…んん、昨日シーカーストーンで遊んでたら遅くなっちゃっt」
ﾊﾟｧﾝｯ
ソニック、リンク「「？？？？」」
声をかけたときに振ってしまったリップステッキは、花粉をリンクへ飛ばしてそれに触れたリンクの服が散布したのだ。困惑のソニックと全裸のリンクは立ち尽くすしかなかった。
ピーチ「なんの音かしrｷｬｱｱｱｱｱ!!!!!!!」
ソニック「ぴ、ピーチ！NoNoNo！これは違う!!彼は悪くない！」
リンク「あ…なんかやばそうだから部屋戻るね…」
リンクはいそいそと踵を返した。彼は何故あんなにも平然としていられるのか…。
ソニック「とにかくマスハンに報告…」
トゥーン「隙あり!!」
ﾋﾞｭｺﾞｵｯと飛んできたブーメランにステッキを奪われてしまう。それを手にしたトゥーンはにししと悪戯に笑った。
トゥーン「見てたぞ〜！これを振ると服が破れるんだろ？面白そー!!」
ソニック「だ、だめだ！被害が広がる！」
トゥーン「へっへ〜ん！返さないもんね！」
すばしっこいトゥーンはその軽快な動きで逃げる。前からルキナが歩いてくるのが見えた。彼女はリップステッキを見つけると戦闘態勢に入った。
ルキナ「私は女です！スカートならドンと来い!!」
ソニック「oh！ルキナ逃げて！」
トゥーン「とおっ！」
ﾊﾟｧﾝｯ
女性には慈悲があるのか、下着だけ残った無惨な姿のルキナは剣を構えたまま動かなかった。
ルキナ「うう…負け、ました…」
ばたり、倒れる彼女をピーチが介抱しソニックはトゥーンを追いかける。談話室に飛び込むと、クッパがいた。
ソニック「さすがにクッパには」
トゥーン「へー！どうなるんだ！？」
容赦なく花粉をぶつけた。クッパは驚く間もなく花粉にぶち当たる。すると、大きな甲羅がズズんと落ちた。少し弱々しくなった彼はほろりと涙を零して体を抱きしめながら去っていった。
トゥーン「あ、なんか悪いことした気分…」
ソニック「そんなこと思うなら最初からやめておけ！やっと捕まえた…」
トゥーン「んーじゃあ最後にAにやってきていい？」
ソニック「一番ダメだ!!」
えーんと嘘泣きするトゥーンは大人しくステッキを渡した。
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粗大ゴミ(プロフ) - まどかさん» コメントありがとうございます！コンテンツに対しての熱と文才が落ちかけている作者ですが、そう言っていただけて嬉しいです！ (9月11日 23時) (
レス) id: fd182a523e (このIDを非表示/違反報告)
まどか - 亜空間の小説から見てこんなに面白く楽しいって思ったのは初めて… (8月30日 4時) (レス) @page50 id: b6ef9522e9 (このIDを非表示/違反報告)
粗大ゴミ(プロフ) - わらび餅さん» ありがとうございます！掛け持ちな上に飽き性ですが、ちまちまやっていこいと思います(*^^) (2021年10月7日 22時) (レス) id: fd182a523e (このIDを非表示/違反報告)
わらび餅 - 面白かったです。更新頑張ってください。 (2021年10月7日 17時) (レス) @page2 id: b4ce205d1c (このIDを非表示/違反報告)
粗大ゴミ(プロフ) - りなりんさん» りなりんさん！ありがとうございます！いい機会だったので即興で短編集を作成してしまいましたw楽しんでもらえて良かったです！こちらこそありがとうございました(*´∇｀) (2021年10月7日 12時) (レス) id: fd182a523e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：粗大ゴミ | 作成日時：2021年10月7日 0時
