ラッキースケベという名の虚無(夢主無し) ページ12
アイク「突然だがこんなものを発見した」
食堂に集まっていたファイターたち数人は、声を発したアイクを見る。その手には乱闘で出てくるアイテム「リップステッキ」が握られていた。
ルキナ「それがどうしたんですか？」
アイク「見てろ」
アイクはふっとステッキを振った。すると、近くにいたリンクにキラキラした花粉が触れぼふんっと音を立てた。
リンク「げほっ…なにして」
煙が晴れるとリンクはミニスカートを履いていたのだ。彼は気づかずに煙を手で払っている。
アイク「まぁこういうことだ」
ルフレ男「うん？？どういうこと？」
アイク「さっきの乱闘、フォックスが相手だったんだが咄嗟にこれを振ったらアイツはスカートを履き始めてな、持ち帰ってきた」
リンク「え？あ、ほんとだスカート履いてる」
カムイ女「やはり女装経験がある方は違いますね」
リンクは特に驚くでもなくぼーっとしていた。そこでアイクに影が忍び寄る。気配を感じたアイクはすぐさま避けると、影は倒れた。
ゼルダ「なんで避けるのよ！」
アイク「これはやらんからな」
ゼルダ「きぃ〜！Aのスカート姿が見られると思ったのに！あの子パンツばっかりじゃない！」
ゼルダは取り損ねたことに頬を膨らませ、アイクを睨みつける。しかしすぐ驚き彼の後ろを見た。
ゼルダ「アイク、とられてるわよ？」
アイク「ぬぅ？あっ！」
ネス「へへーん！ゲット！」
トゥーン「こんな面白いもの見逃すわけないだろー？」
リュカのヘビでアイクの手からステッキを奪い、子供たちは食堂を出ていく。あれが子供たちの手に渡ってしまったら大惨事だ。慌てて大人組は追いかける。
ルフレ男「待って！それは君たちが扱っていいものじゃないから！」
トゥーン「ちょっとだけ貸してよ！すぐ返すから！」
ルフレ男「すぐじゃ済まないだろ！？」
ステッキを握ったトゥーンは茂みに飛び込む。ほかの子供たちも同じように飛び込み、誰がどこにいるのか分からなくなってしまった。
アイク「くそ…どこいった」
？「うわぁあー!!」
その時少し離れたところで悲鳴が聞こえた。絶対子供たちだ！とそちらへ向かうと、シュルクがスカート姿で座り込んでいた。号泣だ。
シュルク「なんでぇ…僕なにかした？」
アイク「すまない、子供たちはどっちへ行った？」
シュルク「えぇ？あっちかな」
ゼルダ「ありがとう！」
次の被害者が出る前に捕まえなくては。大人組は足を速めた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
粗大ゴミ(プロフ) - まどかさん» コメントありがとうございます！コンテンツに対しての熱と文才が落ちかけている作者ですが、そう言っていただけて嬉しいです！ (9月11日 23時) (
レス) id: fd182a523e (このIDを非表示/違反報告)
まどか - 亜空間の小説から見てこんなに面白く楽しいって思ったのは初めて… (8月30日 4時) (レス) @page50 id: b6ef9522e9 (このIDを非表示/違反報告)
粗大ゴミ(プロフ) - わらび餅さん» ありがとうございます！掛け持ちな上に飽き性ですが、ちまちまやっていこいと思います(*^^) (2021年10月7日 22時) (レス) id: fd182a523e (このIDを非表示/違反報告)
わらび餅 - 面白かったです。更新頑張ってください。 (2021年10月7日 17時) (レス) @page2 id: b4ce205d1c (このIDを非表示/違反報告)
粗大ゴミ(プロフ) - りなりんさん» りなりんさん！ありがとうございます！いい機会だったので即興で短編集を作成してしまいましたw楽しんでもらえて良かったです！こちらこそありがとうございました(*´∇｀) (2021年10月7日 12時) (レス) id: fd182a523e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：粗大ゴミ | 作成日時：2021年10月7日 0時
