検索窓
今日:10 hit、昨日:2 hit、合計:41,870 hit

バナナ ページ38

『貴女たちゲルド族の長、ルージュから兜が盗まれたと聞いてやって来たんです』

ゲルド族「そうだったの…でも、奴らに見つかったら仲間を呼ばれていっかんの終わりよ…アイツら、警備してるかバナナ食べてるか位で全然隙をみせないのよね…」

バナナか…。ふと、隣にバナナが二房並べられていることに気づく。

バレッタ「ワタシはバレッタ。とにかくここは自分でなんとかするから、アナタも早く逃げて!」

『え、でも…』

バレッタ「…」

『…絶対助けますからね』

それきりバレッタは話さなくなった。もう関わるなということだろう。さて、これからどうするか。とりあえず隣のバナナは貰っていこう。

『まずはあの幹部が邪魔だよなぁ…』

そこでAはパラセールの存在を思い出し、上から滑空して行くことにした。

(うわっ!バレそ…いやバレないんかい)

なんとも雑な警備でちょっと心配だ。ともかく次はあの入口の門番だな…。

(んお?あれは…バナナ?)

上を見ると、なんとご都合よく木の板の上にバナナが乗っているではないか。ありがたく使わせていただこう。弓矢を構える。

(…ふっ!)

命中。確実にルッタ戦から弓矢の技術が上がってきている。まさかこの世界で弓矢を習うなんて思わなかっただろう。落ちたバナナに門番が気づき、ウキウキで近づく。

(よし!今だ!)

早足で入口へ入る。心臓はバクバクとうるさかった。バレずに通れた第一関門。その先の梯子を登り、真っ直ぐ行った先には大量のバナナがあった。

『うっわ!これアイツら隠してるつもりなのか…?まあいいや、貰っとこう』

全ていただいた(

『さて次は…ひ〜いっぱいいますなぁ〜』

更に緊張が増した空気に、汗が滲む。深呼吸で落ち着かせ、怯む足で手前の高台へ降りた。

(ここもバナナか。ほいっ!)

命中。幹部の目が遠のいた隙に梯子を伝う。そこから真っ直ぐ行けば次の道への門番がまた塞いでいた。

(しょうがない、またバナナを…)

弓矢構え、射る。だが外れた。

(!?まずいっ)

幹部「む?…気のせいか…」

(馬鹿で良かった〜!!)

だが同じ失敗は許されない。再び矢をバナナに射る。今度は外さなかった。ウキウキ幹部を通り過ぎて道へ侵入し、行き止まりへ着いた。

『なんかここまで来ちゃったけど、もう進めないのかな』

今更リンクがいないことに違和感を感じていた。少し探索しよう、と歩き出すと突然後ろから羽交い締めにされた。

『ほっ!?』

幹部「やはりいたか」

怒号→←アジト



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
55人がお気に入り
設定タグ:ブレスオブザワイルド , ゼルダの伝説 , リンク   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:粗大ゴミ | 作成日時:2021年9月22日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。