僕の冒険譚 (ページ15)

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第十四話ページ15

A「魔王様の妹ならさ、黐如沙ってレベル何？」

魔王様があんなに高いレベルなら妹の黐如沙もそれくらいいっていても良いだろう

黐如沙「アタイのレベル？」

歔ノ覇「魔王様くらいまでとはいかなくともそれくらいはあるだろう？」

黐如沙「アタイ…は…えーと…何だっけ？」

A「え」

自分のレベルを…覚えてないのか…

醒婀「黐如沙のレベルは俺の200下だぜ」

黐如沙「醒婀～！」

醒婀「捜したぜ黐如沙。」

歔ノ覇「お前の200下って…どう数えて200下なんだ？」

醒婀「縻沙由の計算でじゃねぇよ？普通に200下」

A「強い…んだよな？」

黐如沙「アタイは強いよ～！！」

歔ノ覇「自分で言うかw」

醒婀「いや、自分で言うだけはあるぜ？」

A「何で？」

醒婀「俺、黐如沙にバトルで勝ったことない」

歔ノ覇&A「「はぁ！？」」

何でこんな脳内お釈迦…いや、御花畑の様な奴に勝てないんだ！

A「何で黐如沙の方が強いのにレベルは黐如沙のが下なんだ？」

醒婀「…攻撃が成功すれば威力とか強いし、俺頭良いし」

A「それでそんないくのか！？」

醒婀「遠くから攻撃すれば気づかれずに殺れる」

歔ノ覇「遠距離より近距離のが殺り易くねぇか？」

醒婀「それはアンタ等の場合だ」

歔ノ覇「お前は違うのか？」

醒婀「あぁ」

A「どう攻撃してんの？銃？」

醒婀「あ、あはは…見りゃわかる」

そう言って醒婀は黐如沙に近ずいた

黐如沙「醒婀？やる？」

醒婀「頼む」

黐如沙「うん！良いよ～！」

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醒婀「手加減いらねぇよ、黐如沙」

黐如沙「手加減なんてしないよー！」

醒婀「なら、始めよう」

さっっと醒婀は黐如沙から飛んで離れた
それをニヤリと黐如沙は見届けて、攻撃態勢に入った。

黐如沙「醒婀、行くよ」

黐如沙が醒婀に言うと、醒婀は何かを地面に書きだした

醒婀「あぁ」

黐如沙「アタイの全身の精霊さん。アタイに力を貸して…」

醒婀「一二三四五六七八九十、布留部由良由良止布留部ベントラーベントラー大気中の精霊よ………」

二人とも何か言い出した。
黐如沙はあの一言だけど、醒婀はまだ何か言ってる。長いなあの呪文。覚えるの大変だろ

黐如沙「フーハハッ！今回もアタイの勝ちだよ醒婀！」

醒婀「サー・ジェームズ・ジョージ・フレイザーレヴィ＝ストロース……」

僕の予想、醒婀が今回も負ける…に一票