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『………?』



…鉄筋はとっくに落ちてきているはずなのに、



私やアヤメちゃんに衝撃はない。



「…ダメじゃない〜。」



…その声に前を見ると、綺麗な見た目をした



フワフワした女性が私の前にいた。



その女性は…私達の代わりに、鉄筋の下敷きになっていて。



『っ…どうして、』



「あなたを守るって決めたの。」



近付いた私の頬に手を添える。



妖怪に対して温もりを感じるのはおかしいかもしれない。



それでも何だか、彼女の手は暖かくて。



とても、懐かしい感覚がした。



『…あなたは、誰?』



目を細めて笑顔になる。



「あの時、あなたを裏切ってしまってごめんなさい。


それでも私はやっぱりあなたのことが大切だった。


あなたのことが…とても、とても、大好きだったのよ〜。」



…そんな、最後みたいな言い方をしないで。



『私はあなたと、仲良くしたいよ。』



「…ありがとう。私も。」



大切で大好きで。



そんな感覚がするの。



私はとても、あなたのことが、



『大好きだからっ…』



離れないでって、伝えたい。



「…A…この辺りの廃工場は、もう古くなってる。」



『…?』



「だから、みんなに近づかないでって、伝えて…」



あなたは、そのために、



…今みたいに、誰かが犠牲にならないように…



…フワフワした彼女は、そのまま力を失って…



『あ…あああ…』



アヤメ「っ…うっ…」



…嫌だ…嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ



『…嫌だから、』



救いたい。









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愛と勇気 - ヨシノさん» 初めまして!コメントありがとうございます!頑張ります、ありがとうございます! (2018年12月13日 13時) (レス) id: 7edef4109e (このIDを非表示/違反報告)
ヨシノ - はじめまして!とても面白かったです(≧∀≦)更新楽しみにしています頑張ってください(*´∇`*) (2018年12月12日 16時) (レス) id: fe14cd9ab0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:愛と勇気 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年12月11日 14時

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