もう一人のお姫様２

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ナツメ「Aさん！」



『ナツメちゃん。』



外を歩いていると、ナツメちゃんとケースケくんに遭遇する。



ケースケ「何してるの？」



『夕飯の買い出し。』



ナツメ「あ、そっか三人暮らしなんだっけ？」



『まあね。』



ケースケ「え、オウさんシノちゃんAさんの三人暮らし!?」



『そうだよ、知らなかった？』



ケースケ「まあ、シノちゃんほとんど学校来ないからね。」



そういえばそうだった←



『行くように言ってるんだけどねぇ。』



ケースケ「来たらみんなで遊びたいな！」



『お、シノと仲良くやってくれる？』



ケースケ「もちろん！」



『まああの子団体行動嫌いなんだけどね。』



ケースケ「ええ。」



何かどうもそういうのが苦手なんだよ。



愛情不足関係すると思うんだけどさ…。



やっぱり親がいないって良くないかな。



『でも何とか行かせるから待ってて。』



ナツメ「まあ小学校くらいはいかないと…。」



『高校まではいかないとやばいって。』



じゃないと就職できないからね。



私だっていつまで近くにいられるのか分からないんだし。



シノも少しは自立しないとね。



ナツメ「行くようになればいいね。」



『ねー。』









＊

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