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ハルヤ「…すみません、姫。」
ハルヤくんはそのまま私を二人から離れさせた。
『大丈夫です…。』
私なんかより、
『ハルヤくんこそ、大丈夫…？』
ハルヤ「…私は、大丈夫です。」
そうは言っているけど、全然大丈夫じゃなさそうだ。
『無理はダメですよ。』
そう言って頭をなでる。
ハルヤ「っ」
ギュッ
何故か急に抱きしめられる。
『え、あ、あの』
ハルヤ「少しだけ。」
…とても悲しそうな声を出す。
ハルヤ「少しだけ、このまま…。」
…その悲しそうな声に、何も言い返せなくなる。
『はい…。』
そう言って背中をなでる。
…何だか分からないけど、ハルヤくんは危なくないのかもしれない。
それより…私を守ろうとしてくれている気がするの。
『大丈夫ですよ。』
だから何だか今は、他の言葉なんかよりこの言葉な気がしたの。
『ずっと、いるからね。』
ハルヤ「…！」
『私は、消えない。』
私は、
『いなくならない。』
ハルヤ「っ…」
私を抱きしめる腕が強くなる。
何で私を姫というのか。
何でオウやシノを知っているのか。
何で天くんや香澄ちゃんに対抗意識を持つのか。
何一つ分からないけれど、今はこの言葉がいいのだろう。
それだけは、分かったから。
＊
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愛と勇気 - ヨシノさん» 初めまして！コメントありがとうございます！頑張ります、ありがとうございます！ (2018年12月13日 13時) (
レス) id: 7edef4109e (このIDを非表示/違反報告)
ヨシノ - はじめまして！とても面白かったです(≧∀≦)更新楽しみにしています頑張ってください(*´∇｀*) (2018年12月12日 16時) (レス) id: fe14cd9ab0 (このIDを非表示/違反報告)
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