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天「A?」
『あ、天ちゃんと香澄ちゃん!』
天「ちゃんつけるなって何回言えばいいのか教えてくれる?」
『あ、ごめんなさい。』
何か怖いんですけど←
ハルヤ「…ハハッ、嘘だろ。」
そう言ったハルヤくんを見る。
…ハルヤくんは何だか、今にも人を殺しそうな顔をしていて。
『…ハルヤ、くん…?』
私には今まで見せなかった顔。
それに恐怖を感じてしまう。
香澄「…それはこっちのセリフよ〜。」
私に抱き着いてくる香澄ちゃん。
香澄「Aに近づかないで〜。」
…何で、そんなに睨み合ってるの?
ハルヤ「姫を救うこともできなかった…いや。」
私の腕を引っ張り、香澄ちゃんから離れさせながら、言う。
ハルヤ「姫を裏切ったお前達が偉そうな口を利くな。」
…え?
今ハルヤくんの言ってる“姫”って、多分私のことだよね?
天くんと香澄ちゃんが、私を、裏切った?
『何言ってるの?二人は私の友達だよ。』
ハルヤ「…オレは、お前達を死んでも許さない。」
…ハルヤくんに掴まれている腕が、一瞬だけとても痛くなった。
何故かすごく力を入れたらしい。
…どうしてそんなに、悲しそうな顔をしているの?
*
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愛と勇気 - ヨシノさん» 初めまして!コメントありがとうございます!頑張ります、ありがとうございます! (2018年12月13日 13時) (レス) id: 7edef4109e (このIDを非表示/違反報告)
ヨシノ - はじめまして!とても面白かったです(≧∀≦)更新楽しみにしています頑張ってください(*´∇`*) (2018年12月12日 16時) (レス) id: fe14cd9ab0 (このIDを非表示/違反報告)
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