episode7 ページ9
私はレイジさんと廊下を歩いていた。
『待って待って待って…許可、取ってるんですか…？』
レ「えぇ。」
『そうなのかー。まぁ、嬉しいけど。』
レ「着きました。ここがあなたの部屋です。荷物はあそこにありますので、後はご自由に。」
『わぁ…ありがとうございます！！』
レ「あなたの笑顔には負けますよ。では。」
そう言うとレイジさんは、部屋から出ていった。
『落ち着かない。この広さ…。』
(この荷物…お母さんが届けてくれたのかな？)
『まぁいいや、とにかく片付けよー。』
私は段ボールの中にある荷物をどんどん片付けていった。
バフ…
私は、部屋にあったフッカフカなベッドに飛び込んだ。
『あぁーやっと片付いたー…。……。喉、乾いたな…。水取りに行こー。』
と私はキッチンに向かった。
『えーと…キッチンって…どこだっけ…？』
キョロキョロしていると、アヤトくんに声をかけられた。
ア「Aじゃねぇか、何してんだよ。」
『あ…アヤトくん…。その…キッチンに行きたくて。』
ア「なら、オレ様が連れてってやるよ。」
『本当！？ありがとう、アヤトくん！！』
私はアヤトくんの背中を追った。
ア「着いたぞ。」
『ありがとう。』
とキッチンに入り、水をくもうとしたときだった。
『え…アヤトくん…？』
アヤトくんが後ろから抱きついてきたのだ。
ア「ダル男に…吸われたんだな。チッ、許せねぇ…。」
アヤトくんは首筋にあるシュウの噛み痕を指でなぞった。
『んっ…。』
ア「ククッ、敏感だな。」
『だって…ふぁっ…！？』
次は舐めてきた。
『ア…ヤト…くん…っ…。』
すると私の首筋に鋭い牙が差し込まれた。
ア「ｼﾞｭﾙ…ｼﾞｭ…ｺﾞｸ…はぁ…うめぇ…。」
『ふ…ぅ…っ！！』
ア「コップ…置けよ…。こぼすだろ…ｼﾞｭﾙ…ﾁｭﾙ…んっ…」
『ん…！置く…から…止め…あぁ…！！』
アヤトくんの吸血は容赦なく続いた。吸われる度に、私は体を震わせ、声を漏らしていた。
ア「大丈夫か？」
『うん…。むしろ…気持ちいい…。』
ア「ふーん、気持ちいいのかよ。ならもっと吸ってやるよ、んっ…！ｼﾞｭﾙ…。」
『んぅ…っ！！』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 97人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あん-an- - アリスさん» 神作品だなんて…！めっちゃ嬉しいです！ありがとうございます！これからも更新し続けていくので、よろしくお願いします！ (2022年10月10日 7時) (
レス) id: 7d3a5d29cb (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 久しぶりにディアラヴァみたら、最近更新されてて！しかも内容もめっちゃ良いという神作品でした(*´▽｀*)これからも無理せず頑張ってください！！！ (2022年10月10日 0時) (レス) @page38 id: 9417752f32 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あん-an- | 作成日時：2022年8月18日 16時
