好きになって【岩田剛典】 (ページ45)

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療養……？ページ45

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【お知らせ】

弊社所属の坂本Aですが、暫しの療養のため活動を制限させていただきます。

本人と体調と、主治医相談のもと、今後の活動に励んで参りますので、何卒よろしくお願いします。

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Takanori.I

と、ブログにて公開したのが一か月前。

今のAはと言うと。

『だぁー！！今思い出しても腹立つわあいつ！！』

荒れてます。

元気に。

『彼氏居るつってんのにワンナイトだぁ？
ふざけとんのがゴルァ！！！！』

活きのいい発声練習で、寝室のベッドで暴れてます。

俺はリビングの片付けをしながら笑ってるけど、

ソファーに座ってる臣さん達はそうじゃないみたいで。

登坂「あいつこの前までこの世の終わりみたいな顔してなかったか？」

山下「しかも途中途中物騒な言葉聞こえてんで……」

岩田「ははは……」

二日間だけ布団に籠ったかなって思ったけど、

いきなり料理し出すと、かなりの量を食べあげたA。

あの時のAはフードファイター並だった。

岩田「ストレスの根源が消えた瞬間、あれですからね」

登坂「あいつ強ぇわ」

岩田「いつもなら溜め込むんすけど、流石に今回は無理みたいで」

山下「ええよええよ！それが一番！」

岩田「一昨日なんて、あんな奴のために病んでた私の時間返せー！って叫んで」

登坂「何それウケんな」

臣さんも健二郎さんも、手を叩きながら笑っている。

あれだけ元気になったAに俺らは笑ってた。

登坂「まぁいいじゃん、元気になったんだし」

岩田「ホントその通りですよ」

山下「復帰の目処はついてるんか？」

岩田「来週かららしいです。
流石に先生も苦笑いしてました」

実際Aの回復スピードは驚きだ。

見た感じ嘘でも演技でもなさそうだった。

登坂「まぁ何事も元気が一番よな」

山下「そうそう」

『だぁぁぁ！！！！』

話してる途中でも聞こえてくるAの声に、俺らは笑ってた。

けど、それくらい俺らは安心してる。

元気になって良かったって。