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2-3.7 ページ37
『椿さん、あんな男はやめて俺にしませんか!』
『何を言うんだ、お前だって良い男とは言えないだろう!』
『金もないやつが騒ぎ立てるな見苦しい!』
椿の家の門の前に出来る男だらけの群れ。
こんなことは日常茶飯事やと椿は笑って言うた。
せやから俺は裏口からいつも家の中に入らせてもらってた。
外で会うと大変なことになるからと椿がいつも家の中に入れてくれて、いつも2時間ほど話してまた裏口から出てはひっそりと帰っていた。
俺は基本、自分のことを話すのが好きやったから、本当に常に俺のことばかり話してしまって
『いつも俺の話ばっかで飽きるやろ?ごめんな』
という俺に椿は
『流星さんのお話はいつも楽しいですよ。もっと聞きたいです。』
そうニコッと微笑んでくれた。
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作者名:白樺。 | 作成日時:2019年12月18日 11時