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2-2.4 ページ24
神山 Side
「ロマネコンティをAちゃんが知ってた?」
「せやねん。いやービックリや。」
のんちゃんが戻ってきてすぐ言うたのはAちゃんがロマネコンティをパッと見ただけで銘柄を当てたって話。
ロマネコンティのことは俺も最近知ってん。
とあるお客様が全国的に有名なワイン収集家で、その中でも一番のお気に入りがロマネコンティっていう銘柄。
それを死んだ時に親族が棺桶の中に入れてくれたおかげで黄泉の国に持っていけるつて嬉しそうに話してくれて、飲ませてくれたことがきっかけで知った。
(ちなみに黄泉の国にはなんにも持っていけへんから、こういうホテルで使い切るか捨てるかしかないねんけどな…)
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作者名:白樺。 | 作成日時:2019年12月18日 11時