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3.8 ページ38

Aちゃんにカクテルを渡す時、少し手が触れた。




その時に読み取ったことについてやろな、と察しがつく。









「Aちゃんやねんけど」



「気づいてへんねやろ?」









しげにそう言うと、気まずそうに「…気づいとったか」と下手に笑った。



俺は帰化してから170年ほど経つけど…






自分が霊体やって気づくというか、生きてへんってなんとなく直感でわかってた感じ。









俺達霊体っていうのは、霊体に帰化してからの日数や、生前の記憶なんかを霊体本人が覚えてたらの話やけど、触れることで記憶が共有できるようになる。







まあそれも慣れやねんけど…

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作者名:白樺。 | 作成日時:2019年8月7日 11時

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