episode.44 ページ44
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突然の謝罪に目を丸くしたのはマルコさんだけではなかった。その後ろに居る白ひげ海賊団の皆さんもクエスチョンマークを飛ばしている。
「 …何で謝るんだよい 」
『 話の途中で意識を失うなんて失礼な事をしてしまったので…… 』
「 おいおい、マルコ！お前、こんっな良い子を床に押し倒して！挙句には馬乗りになって両手を拘束したってのか？！ 」
「 ……サッチ、お前は黙ってろよい 」
サッチさんの髪型…例えるならば、うん、フランスパンかな。そんなサッチさんの言葉に頭を抱えるマルコさん。…苦労してるんですね。
『 いえ、こんなのが出てたら警戒するのは当たり前です 』
「 話が早くて助かるよい。それで、お前は何者なんだ？ 」
『 結論から言えば、海軍とかではありません 』
「 まぁ、Aは戦闘はからっきしだしな 」
シャンクスさんがニヤニヤとした笑みを浮かべ、私の頭を撫でる。本当の事だけれど、少しむっとしてしまう。
『 ただ、ベックマンさんに助けて貰う前は海軍本部でお世話になってました 』
「 海軍、本部？ 」
『 はい。ベックマンさんに助けて貰う前にもちょっと危険な目に合った事がありまして…その時はサカズキさんに助けて頂いたんです 』
それからは、成り行きで。
と答えれば静まり返る甲板。
『 その写真も、早目にセンゴクさんかスモーカーさんに連絡を入れれていれば良かったんですけど…… 』
「 それだけで海軍本部が、元帥であるセンゴクが動くのか？ 」
『 動いちゃいましたね 』
本当に、心配性な人達が多くて苦笑が零れる。
私が少しでも戦えさえすればこうはならなかったかもしれないが。そこら辺は神様に文句を言うより他にない訳で。
さて、全てを話した訳だけれど。
『 私、この船を下りた方が良いですよね…… 』
「 いや、下りる必要はないさ 」
そう言ったシャンクスさんは、私に一匹の電伝虫を差し出した。
私はその行動の意味が分からず、シャンクスさんを見上げる。
『 これは？ 』
「 要するに、Aが何処にいるか分からないから海軍の方でも強硬手段に出たんだろう 」
『 それは…私に海軍と連絡を取れって事ですか？ 』
良いのだろうか？
シャンクスさんの意図が読めず、首を傾げるも連絡を入れられるなら有難いと電伝虫を受け取る。
連絡を取る相手はもちろん、センゴクさん。
何度目かのコールの後、聞こえてきたのは懐かしくも感じるセンゴクさんの声。
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にじ(プロフ) - †NANA†さん» NANAさん、ご指摘ありがとうございます。紛らわしくて申し訳ないのですが、そちらはわざとそうしています…。コメントありがとうございました！ (2018年4月18日 22時) (
レス) id: 14a110e835 (このIDを非表示/違反報告)
にじ(プロフ) - ひな。さん» ひな。さん、コメントありがとうございます！生き甲斐だなんて…ありがとうございます笑 これからも更新頑張らせて頂きます！ (2018年4月18日 22時) (レス) id: 14a110e835 (このIDを非表示/違反報告)
にじ(プロフ) - えこるさん» えこるさん、コメントありがとうございます！楽しく読んで頂けて嬉しく思います！これからも更新頑張らせて頂きますね！ (2018年4月18日 22時) (レス) id: 14a110e835 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ5で、「そうか」が「ほうか」になっているところがあります。 (2018年4月18日 7時) (レス) id: 288d462176 (このIDを非表示/違反報告)
ひな。(プロフ) - 続編おめでとうございます！毎日更新されるのを楽しみにしております！これがもはや生き甲斐になってます笑、お忙しいとは思いますが、これからも頑張ってください！ (2018年4月18日 7時) (レス) id: 8e0f19d245 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にじ
| 作成日時：2018年4月7日 20時
