episode.42 ページ42
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目が覚める。
窓から差し込む光が朝である事を教えていた。
あれ、昨日ってどうしたんだっけ？
ベッドに入った記憶がない。
ゆっくりと身体を起こすと、部屋の扉に背中を預けて眠っているベックマンさん。
そして、ベッドの隣で椅子に座りながら瞳を閉じたシャンクスさん。
『 …シャンクスさん？ 』
「 んぁ？…あー、寝ちまってたか 」
『 起こしてすみません…… 』
立ち上がり、体を伸ばしたシャンクスさんはベッドに乗り上げ何かを確認する様に私の顔や身体に触れる。
どうしたんだろう、と不思議に思いながらシャンクスさんが触りやすい様に身体を動かす。
『 シャンクスさん、どうしたんですか？ 』
「 いや、傷とか痛い所とかないか？ 」
『 大丈夫です 』
一通り身体に触れたシャンクスさんは、ほっと息を吐き出し私を抱き締める。
どうやら心配を掛けてしまった様だ。
「 無事で良かった…！ 」
『 えと、心配お掛けしてすみません…ありがとうございます、シャンクスさん。ベックマンさん 』
「 お頭、何どさくさに紛れてAに抱き着いてんだ 」
『 シャンクスさんに抱き締めて貰うのも好きですよ、私 』
あの後、調子に乗ったシャンクスさんをベックマンさんが叱る、と言う何時もの光景が繰り広げられた。
そして、部屋を出ようと扉を開く。
ここの扉は海軍本部とは逆で、部屋の内側に扉が開く仕組みで。扉を開けた瞬間、扉に寄り掛かっていたヤソップさんとルウさんがバランスを崩して倒れてしまった。
『 え、ヤソップさんにルウさん？！ 』
「 おォ、Aちゃん！体調はどうだ？ 」
「 倒れたって聞いて心配したよ…… 」
『 大丈夫です、心配してもらってありがとうございます 』
そうだ、昨日はマルコさんと話してる途中で気を失ったんだ。あの状況で気絶って、マルコさんだけが責められたんじゃ…。
部屋を出た後、キッチンへ行くのだと思っていたのだが。その様子はなく、向かったのは甲板。
どうして？
何も知らされていない私は当然、首を傾げるしかない。隣に居たヤソップさんに聞いてみても教えてくれないし。
甲板に出てみると、そこを埋め尽くす様な人。
一番奥に見えるのは…白ひげさん。
『 あの、どうして私が呼ばれたんですか？ 』
「 お前にも聞きたい事があってな 」
『 聞きたい事？ 』
シャンクスさんが歩けば、赤髪海賊団の皆さんは道を開ける。
そして、その先に居るのはマルコさんだ。
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にじ(プロフ) - †NANA†さん» NANAさん、ご指摘ありがとうございます。紛らわしくて申し訳ないのですが、そちらはわざとそうしています…。コメントありがとうございました！ (2018年4月18日 22時) (
レス) id: 14a110e835 (このIDを非表示/違反報告)
にじ(プロフ) - ひな。さん» ひな。さん、コメントありがとうございます！生き甲斐だなんて…ありがとうございます笑 これからも更新頑張らせて頂きます！ (2018年4月18日 22時) (レス) id: 14a110e835 (このIDを非表示/違反報告)
にじ(プロフ) - えこるさん» えこるさん、コメントありがとうございます！楽しく読んで頂けて嬉しく思います！これからも更新頑張らせて頂きますね！ (2018年4月18日 22時) (レス) id: 14a110e835 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ5で、「そうか」が「ほうか」になっているところがあります。 (2018年4月18日 7時) (レス) id: 288d462176 (このIDを非表示/違反報告)
ひな。(プロフ) - 続編おめでとうございます！毎日更新されるのを楽しみにしております！これがもはや生き甲斐になってます笑、お忙しいとは思いますが、これからも頑張ってください！ (2018年4月18日 7時) (レス) id: 8e0f19d245 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にじ
| 作成日時：2018年4月7日 20時
