episode.27 ページ27
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これからはもっと落ち着いた行動を心掛けよう。
海軍本部から出られるからと何時もよりテンションが高かった事もあんな事態を招いてしまった原因だ。
あの後は特に何事もなく、スモーカーさんと一緒に外に出た。
今は、海軍の軍艦で移動中だ。それも、海軍大将が使う大きなもの。
『 どうしてこんな軍艦に乗ってるんでしょうか 』
「 大将様達は海賊避けだって言ってたな 」
『 海賊避け、ですか？ 』
確かに、言いたい事はわかる。わかるのだが。
何も私が乗るからという理由で大将専用とも言える軍艦を動かす必要はないのでは。
スモーカーさんを連れて甲板から海を眺める。
どこまでも続く青い海は見ていて飽きない。
と、水平線の向こうに薄らと島が見えてきた。
『 スモーカーさん、あの島ですか？ 』
「 あァ、あの島だ 」
あれから暫く波に揺られ。辿り着いた島は中々に活気のある島だった。
ONE PIECEの世界に来てから初めての島。
最初に言い渡されたのは島の中での単独行動は禁止。
まあ、私は戦闘能力皆無の一般人なので、その点は逆に有難かった。
当然、私にはスモーカーさんが着いて来てくれる訳で。それを良い事に、スモーカーさんをあちこち連れ回す。
『 スモーカーさん、これとこれ…どっちが良いですか？ 』
「 …この色の方がお前には合ってる 」
『 じゃあ、こっちで！ 』
男の人はもっと買い物を嫌がるものだと思っていたけれど。スモーカーさんは私が意見を求めれば答えてくれる。荷物も持ってくれると至れり尽くせりだ。
流石に、歩き回ったせいで足も疲れてきた所で休憩を取る。しかし、丁度お昼時だと言う事もあり何処の店もいっぱいだ。
ようやく空いている席を見つけて、私は場所取りの為にスモーカーさんの帰りを待つ。
『 スモーカーさんに一緒に来てもらえて良かったなぁ 』
目の前に積み上げられた紙袋。
きっと私一人では持ち切れなかったし、運べもしなかった。
注文口には長蛇の列が出来ていて、スモーカーさんが戻って来るまでにはもう暫く時間が掛かるだろう。
「 ねぇ、お姉さん。1人？ 」
「 暇なら俺達と遊ばない？ 」
『 いえ…人を待ってるので 』
安っぽいセリフ。この世界でもこんな王道的なナンパがあるんだな、なんて感心してしまう。
きっぱりと断ったと思ったのだが。この手の輩は意外と
「 良いじゃん、少しだけ！」
あぁ、やっぱり…。
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にじ(プロフ) - †NANA†さん» NANAさん、ご指摘ありがとうございます。紛らわしくて申し訳ないのですが、そちらはわざとそうしています…。コメントありがとうございました！ (2018年4月18日 22時) (
レス) id: 14a110e835 (このIDを非表示/違反報告)
にじ(プロフ) - ひな。さん» ひな。さん、コメントありがとうございます！生き甲斐だなんて…ありがとうございます笑 これからも更新頑張らせて頂きます！ (2018年4月18日 22時) (レス) id: 14a110e835 (このIDを非表示/違反報告)
にじ(プロフ) - えこるさん» えこるさん、コメントありがとうございます！楽しく読んで頂けて嬉しく思います！これからも更新頑張らせて頂きますね！ (2018年4月18日 22時) (レス) id: 14a110e835 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ5で、「そうか」が「ほうか」になっているところがあります。 (2018年4月18日 7時) (レス) id: 288d462176 (このIDを非表示/違反報告)
ひな。(プロフ) - 続編おめでとうございます！毎日更新されるのを楽しみにしております！これがもはや生き甲斐になってます笑、お忙しいとは思いますが、これからも頑張ってください！ (2018年4月18日 7時) (レス) id: 8e0f19d245 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にじ
| 作成日時：2018年4月7日 20時
