episode.18 ページ18
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その後は、3人の今までの武勇伝とか。自分の仲間、家族についてだとか。とにかく色々な話を聞かせて貰った。
気が付けば時計の針は0時を回っていて。
思っていたよりも話し込んでいたと知る。
何より不思議な事に時間を認識した途端に睡魔が襲って来る。
『 皆さん、日付け跨ぎましたけど…どうされますか？ 』
「 今更部屋に戻る気も起きねぇなァ 」
すると、タイミングが良いのか悪いのか。
ノックの音が部屋に響く。
こんな時間に私の部屋を訪ねて来る人物など、自然と絞られる訳で。
私は自分の顔から血の気が引いていくのを感じた。
「 Aちゃん、起きてる？ 」
『 あ、は、はーい…起きてます 』
やはりと言うか。声の主はクザンさん。
取り敢えず大事を取って扉は開かずに返事を返す。
クザンさんが居るという事は、サカズキさんやボルサリーノさん、センゴクさんも一緒のはず。
あれだけ部屋には誰も入れるなと言われたのだ。
この3人が部屋に居るのを知られるのはよろしくないと結論を出した故の行動だ。
「 フッフッフッ、海軍大将自らが確認に来るとはなァ 」
「 大事にされてるじゃねェか 」
「 どうやら俺達がここに居る事を知られるのは都合が悪いらしい 」
どうやってこの場を切り抜けるべきか思考を巡らす私とは対照的に、焦るでもなく
「 …扉、開けてくれないの？ 」
『 え、えっと…今、お風呂から上がったばかりで！ 』
どうかこれで引き下がってくれ。
…ミホークさんにクロコダイルさん。笑わないで下さい。ドフラミンゴさんに至っては笑い過ぎです。
「 A、嘘はいかんのォ？ 」
『 ひぇ…、』
ここでサカズキさんにバトンタッチは
これはもう開けるという選択肢しかないのだろうか。
「 開けてやれば良い 」
「 その方が面白そうだしなァ 」
『
だが、このまま扉を開けなかったとしてもサカズキさん達が帰ってくれる事はないだろう。
何より、海軍大将、元帥という立場の彼等を廊下に立たせっぱなしにするのは私が許せない。
『 …お、おかえりなさい 』
やはりと言うか。私が折れた。
扉を少しだけ開き、廊下へと顔を覗かせる。
部屋の中は見せないぞ、と言うせめてもの抵抗だ。
「 A、あまりこの馬鹿共に心配させてやるな 」
センゴクさんの大きな手が私の頭を撫でた。
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にじ(プロフ) - †NANA†さん» NANAさん、ご指摘ありがとうございます。紛らわしくて申し訳ないのですが、そちらはわざとそうしています…。コメントありがとうございました！ (2018年4月18日 22時) (
レス) id: 14a110e835 (このIDを非表示/違反報告)
にじ(プロフ) - ひな。さん» ひな。さん、コメントありがとうございます！生き甲斐だなんて…ありがとうございます笑 これからも更新頑張らせて頂きます！ (2018年4月18日 22時) (レス) id: 14a110e835 (このIDを非表示/違反報告)
にじ(プロフ) - えこるさん» えこるさん、コメントありがとうございます！楽しく読んで頂けて嬉しく思います！これからも更新頑張らせて頂きますね！ (2018年4月18日 22時) (レス) id: 14a110e835 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ5で、「そうか」が「ほうか」になっているところがあります。 (2018年4月18日 7時) (レス) id: 288d462176 (このIDを非表示/違反報告)
ひな。(プロフ) - 続編おめでとうございます！毎日更新されるのを楽しみにしております！これがもはや生き甲斐になってます笑、お忙しいとは思いますが、これからも頑張ってください！ (2018年4月18日 7時) (レス) id: 8e0f19d245 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にじ
| 作成日時：2018年4月7日 20時
