episode.12 ページ12
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流石に扉の前に2人が立ってしまったらお茶を運ぶ事も出来ない。
「 あとはわっしがやっておくから、Aちゃんは部屋に戻ろうねェ〜 」
『 えっ、ボルサリーノさんにそんな事をさせる訳には…… 』
いくらボルサリーノさん自らの頼みであってもそれは頷けない。だって、大将だよ？
ダメだと言う意思を込めて首を振る。
「 なァ、コソコソとそこで何話してんだァ？ 」
フッフッフッ、と特徴的な笑い声が響く。
おお？この声は…ピンクのもふもふさんでは？
「 ドフラミンゴ…黙っとれィ 」
「 フッフッフッ、随分な言い草だなァ？ 」
やはり、ここに集まっているのは王下七武海御一行のようだ。
どうにかその姿を見ようと背伸びしたり身体を動かしたりしているのだが。
『 クザンさん、ボルサリーノさん！見えません…！ 』
「 見せないようにしてんのよ 」
ぐいぐいと2人の服を引っ張るが、ビクともしない。
一目見るくらい良いじゃないか。
「 そんなに隠されると余計気になるじゃねぇか 」
『 …ひゃあ？！ 』
ぐい、と強い力で腕と腹が引っ張られる。
これは多分ドフラミンゴさんの能力、イトイトの実の力だ。
ごめんなさいクザンさん、ボルサリーノさん…。
非能力者の私ではこれを
…あれ、私の引き寄せる体質って幸運は引き寄せてくれないの？
「 なんだ、随分と可愛らしいお嬢ちゃんじゃねぇか 」
『 は、初めまして…… 』
「 ちょっとちょっと、その子から離れてくれない？ 」
後ろからひしひしと感じる視線はきっとサカズキさんのもの。後ろから聞こえた溜め息はセンゴクさんかな。
いや、本当にごめんなさい…。
今の私は、ドフラミンゴさんの膝の上に座ってます。いや、事故だから。引っ張られて乗せられただけだから。
それにしても、皆さんからの視線が痛い。
特に王下七武海の皆さんは目で人を殺せるレベル。
あれ、ハンコックさん居ない…。
「 お嬢ちゃん、名前は？ 」
「 答えんでえェ。さっさっと離さんかい、ドフラミンゴ。」
うん、私が口を挟む隙なんてないよね。
サカズキさんとドフラミンゴさんが火花を散らしてるのは分かる。何かもうバチバチいってる気がするし。
でも、そんな事より！
『 ……もふもふ 』
私はドフラミンゴさんの動きに合わせて目の前で揺れるピンクのもふもふが気になって……。
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にじ(プロフ) - †NANA†さん» NANAさん、ご指摘ありがとうございます。紛らわしくて申し訳ないのですが、そちらはわざとそうしています…。コメントありがとうございました！ (2018年4月18日 22時) (
レス) id: 14a110e835 (このIDを非表示/違反報告)
にじ(プロフ) - ひな。さん» ひな。さん、コメントありがとうございます！生き甲斐だなんて…ありがとうございます笑 これからも更新頑張らせて頂きます！ (2018年4月18日 22時) (レス) id: 14a110e835 (このIDを非表示/違反報告)
にじ(プロフ) - えこるさん» えこるさん、コメントありがとうございます！楽しく読んで頂けて嬉しく思います！これからも更新頑張らせて頂きますね！ (2018年4月18日 22時) (レス) id: 14a110e835 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ5で、「そうか」が「ほうか」になっているところがあります。 (2018年4月18日 7時) (レス) id: 288d462176 (このIDを非表示/違反報告)
ひな。(プロフ) - 続編おめでとうございます！毎日更新されるのを楽しみにしております！これがもはや生き甲斐になってます笑、お忙しいとは思いますが、これからも頑張ってください！ (2018年4月18日 7時) (レス) id: 8e0f19d245 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にじ
| 作成日時：2018年4月7日 20時
