episode.52 ページ3
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次の日。
いつも通りに起床した私がキッチンへ向かうと既にサッチさん達、白ひげ海賊団4番隊の人達は朝食の準備を済ませていた。
「 おはよう、Aちゃん！起きるの早いなぁ〜！ 」
『 さ、サッチさん…お、おはようございます 』
昨日の事がぱっと頭に浮かび、しどろもどろな返事を返してしまう。
昨日の�� 新婚さんみたい �瓩箸いΩ斥佞搬�首へのキス事件を思い出しサッチさんの顔を直視出来ない。
あの後、ベッドに入ってからサッチさんの言葉を思い出しては色々と想像してしまったのだ。相手は当然、サッチさんだった訳で、顔が合わせずらい。
だが、あの時叫んだ声で誰も起こさなかったのは不幸中の幸いと言えるだろう。
朝食の準備をしようと思っていたのだが、サッチさん達がほぼ終わらせてしまっている為、盛り付けされた皿を持って空いている席を探す。
「 おっ、Aー！こっちで食おうぜー！ 」
『 私が一緒に食べても良いの？ 』
「 当たり前だろ！ 」
ニカッと明るい笑顔を見せながら手招きするのはエース。誘われるまま、隣の席へと腰を下ろす。
しかし、私の視線は直ぐにエースの目の前に並ぶ膨大な量の料理に奪われた。
いや、初めて見る訳ではないけれど。
実際にその量を見せ付けられるとインパクトが強い。
『 …エース、その量全部一人で？ 』
「 ん？あぁ、余裕だな！ 」
多分、そう言ったと思う。
もぐもぐと頬いっぱいに料理を頬張っている為、ちょっと言葉を理解するのに時間が掛かったけど。
そして次の瞬間、勢い良くご飯へ顔を突っ込んだ。
驚き過ぎて声が出ない事って本当にあるんだ…。
どきどきと脈打つ心臓。寝ている、と理解はしていても実際に目の前でそれをされると心配になる。
『 …エース？ 』
「 寝てるだけだから心配いらねェよい 」
『 マルコさん。おはようございます 』
「 俺も隣良いか？ 」
『 もちろんです 』
これはいつもの事だから心配要らない、とマルコさんと話しているとエースが突然起き上がる。
もちろん、心の準備が出来ていなかった私は盛大に驚いてしまう訳で。
「 んぁ？あー…寝てた！ 」
『 びっくりしたぁ…あ、エース、顔に付いてるよ 』
「 ん？どこだ？ 」
『 こーこ 』
エースが余りにも的外れな所ばかりに手を動かすので、見兼ねた私はエースの口元に付いたお米を取り自分の口へと運ぶ。
ぱくりとそのまま食べれば、エースの頬が一気に赤く染まった。
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レモン - 続編ないんですか？！すっごくこの作品好きなのに！4年もたってますが、更新期待してますっ！ (1月6日 12時) (
レス) @page50 id: 97f09e59d6 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - マジで面白いです！続きお願いします！ (12月21日 15時) (レス) @page50 id: 3de4771c26 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 長らく更新されてないようですがぜひ更新再開していただけると嬉しいです、、文才が天才すぎます、、もっと麦わらの一味と絡ませてほしいです、、完結までついていかせてください、、 (2023年2月12日 14時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
キエラ(プロフ) - 今日この小説見つけてめちゃくちゃファンになりました！！続編お待ちしております... (2022年12月3日 13時) (レス) @page50 id: cdb417a741 (このIDを非表示/違反報告)
員脚 - ぞ、続編が、無い、、、、だと、、、、！！好みドストライクで続きが楽しみなんです！！初コメ失礼しました (2022年8月31日 11時) (レス) @page50 id: a61a8e014c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にじ
| 作成日時：2018年4月18日 22時
