【 チョコレート争奪戦 �� 】 ページ39
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「 それでは只今の時間をもちまして、参加登録を締め切らせて頂きまーす！ 」
「 驚くなかれ！今回は、チェルドッレ学園からも2名の参加者が！ 」
「 そして、バラッド学園からも追加で3名の方が登録となりました！ 」
「 制限時間は120分！プレイヤー15名が狙うはA君の手作りチョコ！ 」
「 おっと、ここで追加のルールだよ！A君にはリングウェイ家特製のプレイヤー探知機を贈ります！それはA君の半径1キロ内に人がいる場合、それを知らせる機械です！ 」
「 ぜひぜひ有効活用して頑張って！ 」
「「 それでは！ドキドキ♡チョコレート争奪戦開戦！！ 」」
けたたましい
取り敢えず何処かに身を隠そうと踏み出したA。
同時に、各所から爆発音が上がった。
「 おっとぉ！早くもプレイヤー同士でぶつかってる模様です！ 」
「 あれは…、1年生の様です！ 」
「 ガラッド＝リリックとノエル＝マリックですね！ 」
『 うわ…そこ当たっちゃうのか…。』
何度も起こる爆発にAは頬を引き
1年とは言え、ここバラッド学園に入学する程の実力の持ち主だ。しかしながら、その力には圧倒されてしまう。
安全な場所は…と周囲を見回すA。
その時、耳に繋いだ無線に無機質な機械音声が流れて来る。
「 半径1キロ内二侵入者アリ。」
『 げっ…。』
半径1キロとは言われても方角も分からなければ、誰なのかも分からない。正直な所、これはハンデではないと思う。
しかし人が居るという以上、プレイヤーの誰かなのは間違いない。
Aは周囲への警戒を
誰かにあったら即行で逃げよう。
人影が見えても逃げよう。
別に捕まっても良いのだが、特別賞は気になる。
それに何より。
『 やっぱ、やるからには逃げ切りたいよなァ。』
人間の本能とも言えるだろう。
追われたら逃げる。逃げたら追う。
壁に背を向け、大通りの様子を伺う。
『 うっわ…最悪…。』
「 A君、みーつけた。ねぇ、そのチョコ…僕にくれないかな？ 」
『 それはちょっと無理なお願いですね…ユーリ先輩。』
さらさらと銀色の髪を風に揺らしたユーリ。
ユーリはAを一番に見付けられた事が嬉しいのか上機嫌に言葉を紡ぐ。
「 そっかぁ…。それなら大人しく僕に捕まって？」
ぞくり。
Aは路地裏へと駆け出した。
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あこ - はいまた俺です()あぁぁまた続編ｯｯｯ!!!!ｸｯｿ、興奮すr((((((黙れ 次も楽しみにしてます!御仕事無理せず、体調に気を付けて下さい!!更新はゆっくりでも待ってます!!楽しみのひとつとなっております!!えと、頑張って下さい!!() (2018年4月2日 18時) (
レス) id: eb4bfbc582 (このIDを非表示/違反報告)
アカネ(プロフ) - 流石イリスだ。わいの推し。 (2018年3月1日 4時) (レス) id: e853e23932 (このIDを非表示/違反報告)
にじ(プロフ) - ねむるさん» 他作品も読んで頂けるなんて…とても嬉しいです！ニヤニヤして貰える作品になっている様で嬉しく思います！2回も掛かったんですね…辛いです…。嬉しい告白を有難うございます…これからも頑張りますね！笑 (2018年2月25日 13時) (レス) id: 14a110e835 (このIDを非表示/違反報告)
にじ(プロフ) - あこさん» 好きだと言って頂けるのはとても嬉しいです、有難うございます！これからも頑張らせて頂きますね！ (2018年2月25日 13時) (レス) id: 14a110e835 (このIDを非表示/違反報告)
にじ(プロフ) - ーさん» 簡単な設定しか考えていませんが、次の続編で設定を入れさせて頂きますね。 (2018年2月25日 13時) (レス) id: 14a110e835 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にじ
| 作成日時：2017年11月26日 14時
