【 チョコレート争奪戦 �� 】 ページ38
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このフィールドは言わばコンサートホールの様な仕様になっていて、フィールドを囲む様に観客席が備え付けられている。
が、それはプレイヤー側からは見えず声だけが届いている状態。マジックミラーと似た仕組みだが勿論魔法だ。
「 ルールは簡単！これからフィールドに居るプレイヤー達にはA君のチョコレートを賭けて勝負してもらいます！ 」
「 勿論、魔法ありのガチンコ勝負！ただし！A君を捕獲する際の魔法の使用は禁止です！ 」
「 それをやっちゃった時点で反則と見なし、即刻フィールド内から退場して貰います！ 」
「 勿論、その判断は審判である私達二人が行いまーす！ 」
「 A君を捕獲出来れば、チョコレートはその人の手に！ですが！このゲームには時間制限を設けさせて頂くので、制限時間が来た時点でA君が捕まっていなければ…A君には特別賞をプレゼント！ 」
「 中身は勝ってからのお楽しみ！ 」
Aは大人しく二人の声に耳を傾けながら自分にもチャンスのある内容に胸を撫で下ろす。
このゲームに参加しているであろう面々を思い浮かべながら、彼等が本気で魔法を駆使し自分を追い掛けて来る場面を想像してみる。
それは普通に
「 さて！ドキドキ♡チョコレート争奪戦が始まる前に参加者の確認です！ 」
「 事前に参加希望を出してくれた10人の他に参加を希望する方は今の内に受付で参加登録を行って下さい！ 」
「 何時もはガッチリガードが付いたA君とお近付きになれるチャンスですよ！ 」
「 はりきってご応募くださーい！ 」
なんの募集だよ。
と思わず突っ込みたくなる内容だ。
『 あー…これ普通に面倒なヤツ…。』
Aは大きな溜息を一つ吐き出し、自分の手に握られた可愛らしい箱を見詰める。
たかがチョコ一つ…しかも男が作ったチョコである。
そんなモノに何の価値があるんだ。
バレンタインと言うイベントは女子が恥じらいながら男子にチョコレートを渡すのが
決して。決して！男からのチョコレートを奪い合う様なイベントではないのだ。
まだ見ぬ参加者達へと思いを
ぱっと頭に浮かぶ人物達だけでも、一癖も二癖もある様な人物ばかり。
このフィールド内を時間制限いっぱいになるまで逃げ切れるのか。
正直な話、無理だと思う。
『 ……帰らせてくんねぇかな。』
溜息はとめどなく溢れ出た。
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あこ - はいまた俺です()あぁぁまた続編ｯｯｯ!!!!ｸｯｿ、興奮すr((((((黙れ 次も楽しみにしてます!御仕事無理せず、体調に気を付けて下さい!!更新はゆっくりでも待ってます!!楽しみのひとつとなっております!!えと、頑張って下さい!!() (2018年4月2日 18時) (
レス) id: eb4bfbc582 (このIDを非表示/違反報告)
アカネ(プロフ) - 流石イリスだ。わいの推し。 (2018年3月1日 4時) (レス) id: e853e23932 (このIDを非表示/違反報告)
にじ(プロフ) - ねむるさん» 他作品も読んで頂けるなんて…とても嬉しいです！ニヤニヤして貰える作品になっている様で嬉しく思います！2回も掛かったんですね…辛いです…。嬉しい告白を有難うございます…これからも頑張りますね！笑 (2018年2月25日 13時) (レス) id: 14a110e835 (このIDを非表示/違反報告)
にじ(プロフ) - あこさん» 好きだと言って頂けるのはとても嬉しいです、有難うございます！これからも頑張らせて頂きますね！ (2018年2月25日 13時) (レス) id: 14a110e835 (このIDを非表示/違反報告)
にじ(プロフ) - ーさん» 簡単な設定しか考えていませんが、次の続編で設定を入れさせて頂きますね。 (2018年2月25日 13時) (レス) id: 14a110e835 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にじ
| 作成日時：2017年11月26日 14時
