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碓井Side
酒井「何してんだよ、」
碓井「…近づかないほうが良い。」
彼…頭にゴーグルを付けた生徒がこちらに近づこうとしたため、私は斜面の上に移動した
彼らは私がその場からいなくなったことに戸惑い、あたりを見回す
碓井「上。」
私がそう呼びかければ彼らは私を見つけ、驚いたように声を上げる
前田「うぉっ、碓井何してんだよ」
酒井「…お前、Aじゃねぇだろ」
榊原「は？何言ってんだよ、どうみても碓井だろ」
酒井「いや、あいつはAじゃねぇ。」
彼は私を見上げた
その目は怒っていいるわけではなく、寂しそうだった
碓井「その通り、私はAじゃない。」
井伊「じゃあ誰だよ、」
碓井「貴方達も聞いたことあるんじゃない？Aが一番嫌ってる人間、それが私。」
榊原「嫌ってる？そんな奴明智と家康ぐらいだろ。」
明智くんと家康か…まぁ間違ってはないかもね
酒井「於久、ここで何してる」
前田「於久？それがアイツの名前なのか？」
榊原「どっかで聞いたことあるような…」
Aが信頼する人なだけあって、流石に分かったか
碓井「聞いたことあるでしょ。Aが占ってもらったみたいだし？」
私は言いながら腕に包帯を巻いた
真っ白だった包帯はすぐに赤く染まる
井伊「…昔の名前じゃ無かったのかよ」
碓井「確かにそうだったわよ。でも、今は於久だから。」
榊原「どういうことだよ⁉」
碓井「私は貴方達の大好きなAじゃないって事よ。こっちの方が楽ね…」
私は斜面から飛び降り、再び彼らの正面に立った
彼らが襲ってくる様子はなく、私はしょうがなく言った
碓井「黒百合を倒すんじゃなかったの？ほら、Come on？」
前田「真逆、黒百合なのか？」
井伊「なんでそんな事してんだよ、」
碓井「私はAじゃないから銀杏じゃないのよ。さっさとしないと、あの女の子がどうなるかしらね？」
私がそう言って微笑むと、彼らの表情は一瞬で変化した
榊原「テメェ、ホントに碓井じゃねぇみてぇだな⁉」
酒井「Aがお前の事嫌いな理由が分かったぜ…」
なんだ、みんなあの子の事大好きじゃん
2人がこちらに走ってくるのを私はじっと見つめる
碓井「Aとあの子を天秤にかけたら、どっちが重いのかしらね？」
その問題は、彼らには難しかったようだ
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針鼠 - 串様ご返信ありがとうございます。この作品が終わってからでいいので書いて頂けると嬉しいです。 (2022年10月5日 23時) (
レス) id: 706a486dc6 (このIDを非表示/違反報告)
串(プロフ) - HVLJsFO52BTlerPさん» コメントありがとうございます。長く更新ができず申し訳ございませんでした。今日中には更新できるよう頑張ります！ (2022年10月4日 19時) (レス) id: 0223b6f8e6 (このIDを非表示/違反報告)
HVLJsFO52BTlerP(プロフ) - 早く続きがみたいです！ (2022年10月4日 17時) (レス) id: 380c3aa155 (このIDを非表示/違反報告)
串(プロフ) - 針鼠さん» 返信遅くなってすみません。女体化ですか…今はこの小説をメインで更新しているので今すぐにというのは難しいですができるだけのことはやってみますね。リクエストありがとうございます。 (2022年10月2日 22時) (レス) id: 0223b6f8e6 (このIDを非表示/違反報告)
針鼠 - 長文ですみません。 (2022年10月2日 9時) (レス) id: 706a486dc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：串 | 作成日時：2022年9月19日 18時
