余命 ページ14
碓井Side
久しぶりに特進の教室に入ると、皆は椅子を並べて集まっていた
井伊「信長、全然分かんねぇよ。」
明智「ほんとに分かんないよ！」
彼らは私が来たことに気づいていないようで、私はそっと彼の隣に立った
上杉「何故、今更家康に挑む必要があるのか」
伊達「理解できんそ、信長。」
黒田「信長、訳があるのだろう？戦う訳が。本当に理由を聞かせてくれと頼んだら、語ってくれるか？」
その問いかけに、織田くんは明確な答えをしなかった
"今は言えぬ"と一言。
その答えに皆は納得できていなかった
豊臣「何でやねん、俺ら仲間ちゃうんか…」
織田「…すまない。」
織田くんはそれだけ言って教室を出ようとした
しかし豊臣さんの一言を聞いたのか、足を止めた
豊臣「すまないってなんやねん、」
織田「言えることは唯一つ。家康との戦いの先に、最後の戦いが待っている。俺はそこへたどり着かねばならん。」
最後の戦い、それは恐らく"総長"との戦いのことだろう
上杉くんの言葉で本多くん…ではなくみやびさんが織田くんの後を追った
碓井「あ、そういえば」
酒井「うおっ、お前居たんなら声かけろよ…」
私があることを思い出して声を上げれば、隣の彼が驚いたような顔で私を見下ろす
彼の言葉に反応して、特進の皆も驚いたように私の周りに集まった
毛利「碓井、久しぶりじゃのう。何処で何しょうたん？」
上杉「碓井がいない間に少しあったんだが、酒井に聞いていないか？」
碓井「あ、あぁ…話は聞いたわ…」
私が隣にいる彼の方に目線をそらしながら言うと、彼は気にすんな、と口パクで表した
豊臣「どうせ俺が頑張ったことは言うとらんやろ。Aちゃん聞かせたろか？」
碓井「遠慮しとく…それより、前田くん達に聞きたいことあるんだけど」
前田「ん？なんだ？」
私は前田くんと今川くん、真田くん、そして彼と人通りのない場所に向かった
彼を呼んだわけではなかったのだが、何故か離れる気がなさそうだったために連れてくることに。
私達は図書室に入り、鍵を締めた
今川「それで、聞きたいことっていうのは？」
碓井「昨日、私の過去は全部聞いたって前田くん言ってたじゃない？」
前田「あぁ、今川達に聞いた。」
碓井「私の過去を誰にどんなふうに聞いたのか、教えてほしいの。」
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針鼠 - 串様ご返信ありがとうございます。この作品が終わってからでいいので書いて頂けると嬉しいです。 (2022年10月5日 23時) (
レス) id: 706a486dc6 (このIDを非表示/違反報告)
串(プロフ) - HVLJsFO52BTlerPさん» コメントありがとうございます。長く更新ができず申し訳ございませんでした。今日中には更新できるよう頑張ります！ (2022年10月4日 19時) (レス) id: 0223b6f8e6 (このIDを非表示/違反報告)
HVLJsFO52BTlerP(プロフ) - 早く続きがみたいです！ (2022年10月4日 17時) (レス) id: 380c3aa155 (このIDを非表示/違反報告)
串(プロフ) - 針鼠さん» 返信遅くなってすみません。女体化ですか…今はこの小説をメインで更新しているので今すぐにというのは難しいですができるだけのことはやってみますね。リクエストありがとうございます。 (2022年10月2日 22時) (レス) id: 0223b6f8e6 (このIDを非表示/違反報告)
針鼠 - 長文ですみません。 (2022年10月2日 9時) (レス) id: 706a486dc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：串 | 作成日時：2022年9月19日 18時
