[刀剣乱舞]主従関係の双子審神者はブラック本丸を建て直す (ページ9)

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紹介　下ページ9

イマside
　
僕はずっと考えていた。

審神者名の必要性。

お互いに信頼し合い、平等な立場にいるには必要ないのではと思う。

とくに、今回のようなブラック本丸の場合、特にそうだと思う。

だから僕はわざと口にした。彼らを信頼したいから。

そりゃあ、姉さんの言いたいこともわかるけどね。

そして今、ここではっきり言わせてもらう。

弟「さっきは失礼。ちなみに、今言った僕の名前は、僕の真名だよ。」

いたずらっぽく、何でも無いかのように笑う。

ざわっ

見事に周りの皆がざわついた。

ちょっと見てて楽しいかも。

姉さんはため息吐いちゃったよ。

え？目がヤバい、めっちゃおこってる？

あっ…(察し)

これは後でお説教3時間コースだな(汗)

？「何故、そのような事をしたのです？」

えーっと、彼はあれだよね。

確か、小狐丸さん。

流石だ。ボロボロなのにすごく美しい。

これは完治した時が楽しみだ。

さっ、此処は堂々と。

弟「いい質問だね！答えは単純！その方が信用できるから、だよ。それに、僕ら審神者側は君達のことをいつでも刀解できるのに君達は何もできないだなんて、おかしいじゃない。」

一旦言葉を切って、続ける。

弟「こうすると、君たちはいつでも僕らを"神隠し"できる。平等な立場になれる。って事だね。うん、だから僕らの事はもう少し信用してくれたら嬉しいな。
他に質問はある？」

そう言うと、スッと手を挙げた人が居た。確か、陸奥守さんだったはず。

この人もやっぱりボロボロなんだな。

前任許さん。

陸「その気になれば、わしらはおまんらを切る事もできるき。なして、さらに神隠しというリスクを負った？」

弟「え？」

やべ、そんな事一切考えて無かった…。
どうしよう、姉さん汲み取ってくれ！

姉「その心配はご無用です。私は、体術が使えますし、イマ様は霊術に長けています。なので、そこは配慮すべき点では無いのかと。」

お気遣いありがとうございます。
と一礼してから姉さんは下がった。
え？カッコ良すぎない？惚れた(前からだろ)

弟「って事で、僕らも僕らなりに信用されるよう頑張るから、今日からよろしくね！僕らの部屋は此処の廊下の突き当たりにあるから、来たければおいでね！」

姉「失礼しました。」

怖かった～。
もう、寿命何年分縮んだか。

よし、じゃあ後は皆の手入れして寝るか。

霊力で大広間を包む。できるだけ優しく、暖かく。

弟「おやすみ」

皆は何を思うのだろう。