[刀剣乱舞]主従関係の双子審神者はブラック本丸を建て直す (ページ4)

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戦闘　上ページ4

エマside

「はっはっは、失礼するぞ」

そんな穏やかな声と共に、"彼"は切りかかって来ました。
"彼"とはそう、三日月宗近様です。
姉「昔様！ご自分に守護を！」

弟「守護の印！」

姉「三日月様、落ち着いて下さいませ。私共はあなた方に危害を加えません！」

三「俺は落ち着いているぞ。お主こそ落ち着いたらどうだ。」

確かにその通りです。

私は、突如切りかかって来た彼に焦っていました。

彼は天下五剣な上に、此処はブラック本丸。

この本丸がどんな過酷な状況かは、わたしには想像出来ません。

血.塗れな和風建築の本丸に、辺り一面の焼け野原どんなにひどい扱いを受けて来たのか。

そして、なぜそんな中で彼が"無傷"なのか。

私には、分からない。

でも、前よりは落ち着いて来ました。

突如、彼が口を開来ました。

三「落ち着いたか。では、お引き取り願おう。」

普通ならば、此処で熱意を語るのでしょう。

どうしても審神者でありたいと、君たちを大切にすると、でも、私にはそれができません。

__私は、空っぽですから。

私が黙っていると、イマ様は言いました。

いや、言ってしまいました。いつもの笑顔で。

弟「ごめんね、それは出来ない。だって、僕はこの仕事にしかつけないから。僕には、これ以外の才能が無いから。」

これはあくまで仕事だからね。と、付け足して。

嗚呼、そんな事言わないでください。