謎 上 ページ14
エマside
皆様こんにちは。
またまたお祖父様にイマ様を預けて事務作業をしている神原エマです。
私には最近謎に思う事があります。
何故か男士の皆様が妙に優しくするのです。
はて、私は何かしたのでしょうか。
イマ様はこの事を聞くと何故か大喜びしていました。
謎すぎます。
あっ、またいらっしゃいました。
今日は…小夜左文字様です。
イマ様は小夜ちゃんと呼んでいますね。
小「失礼します」
姉「どうぞ。どうかしましたか？」
小「いえ、特に何かあるわけでは無くて。えっと…ここにいて良いですか？」
姉「ええ良いですよ。そういえば、そちらの棚に本やトランプが有りますから暇なようならお使い下さい。」
こんな調子で主に短刀の方が遊びに来てくれます。
小「…貴女はこれで遊ばないの？」
姉「はい、一度も。」
小「一緒にやらない？」
ビクッとしました。
姉「失礼ながら、理由を聞かせてもらっても？」
小「その、ババ抜きは1人じゃ出来ないから」
姉「ババ抜き、知ってらっしゃったんですね」
小「うん前の主が…何でもない。」
前任は教えて何をしたかったのでしょうか。
姉「そうですか、では早速やりましょう。」
〜20分後〜
小「…勝った。」
姉「負けました。」
小「意外と顔に出やすいんだね。」
姉「そうですか？ポーカーフェイスと名高いのですが。」
その時でした。
「お小夜ー何処に居るのですか？お八つですよー」
声からして宗三様でしょう。
小夜様が大切な兄だと言っていました。
姉「…呼ばれてますよ。」
小「また、明日遊びに来て良い？」
姉「良いですよ。只、今度は他の方も連れて来て下さいね。私は中々構えませんから。」
小「うん分かった。じゃあまた。」
姉「はい、それではまた。」
カラカラカラ…
小「兄様此処だよ。」
宗「また行ってたんですね。まったく、心配しましたよ。」
小「ごめんなさい。あと、審神者も誘っていい？」
どういう事ですか一体。私宗三様に殺.されますよ？
宗「どうしてもですか？ 」
小「うん。姉の方を誘いたいんだけど。ダメかな？」
宗「………」
いっその事駄目だと言ってくれた方が嬉しいのですが。
宗「しょうがないですね。今回だけですよ。」
小「ありがとう、宗三兄様。僕呼んでくるね。」
スパァン！(襖を勢いよく開けた音)
姉「嫌ですからね！」
宗「拒否権はありませんよ。ほら、さっさと着いて来なさい。」
あっ、ﾀﾋねって事ですねこれお小夜に近づいた罰だと。
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凛音 - 本当に面白いです！続きがめっちゃ気になります！頑張ってください！ (11月3日 9時) (
レス) @page20 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かまくらはんぺん | 作成日時：2021年1月18日 22時
