[刀剣乱舞]主従関係の双子審神者はブラック本丸を建て直す (ページ12)

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異変　下ページ12

イマside

あの後姉さんは全ての攻撃を避け、一撃で2体倒した。
あの光景を見るのはやっぱり楽しい。

僕は戦えないけど、姉さんはとても戦いが上手いから敵を即座にと切り倒せる。
その光景はとても爽快で、僕は毎回思うのだ。

世界で1番カッコいい、自慢の姉さんだと。

弟「お祖父ちゃん！やっぱ姉さんはカッコいいよね！きっと誰よりも強いよ！」

鶴「そうだなあこりゃ驚きだ。前よりも遥かに強くなってやがる。でも、やっぱ本人が楽しんでいるからか隙が多い。そこは直さなきゃな。」

どうやらこのお祖父ちゃん。僕の護衛(監視)だけでも無く、姉さんの特訓までするつもりらしい。

エマside

あー、楽しかったです。

色んなとこに行ったので刀剣も沢山見つかりましたし一石二鳥ですね。

私がルンルンで門を潜ると、早速イマ様とお祖父様がハグをしようとして下さりましたが、避けます。
服が汚れるからです。

私の服は今血塗れですからね、洗うのは私ですから。

イマ様とお祖父様は同時に転びました。
本当は絶対仲良いでしょう、この2人。

弟「何で避けるの！姉さんの意地悪。っていうかその後ろの武器なに？」

姉「ああ、戦利品です。多分顕現できますので早速やってみて下さい。」

弟「OK！」

謎のネイティブ発音で了承したイマ様は、そっと刀剣を地面に並べて霊力で包み込みました。

まずは、大包平様、それに巴型薙刀様、後は五虎退様に、本丸にいらっしゃる方が数名。

おお、意外と少なかったですね。被ってしまった方は後で習合しますかね。

さーて、誰から錬度を上げましょうか？
うーん…

弟「姉さん、どこまで行って来たの？」

姉「出来るだけ沢山回ったのでよくわかりませんが戦国の長篠まで行ってきましたよ。」

弟「それはどこから？」

姉「維新の函館からですよ？」

弟「はぁ！？今すぐ休んで！寝て！っていうか僕が見たの一戦だけなんだけど！」

姉「あぁ、あれが最後でしたのでついでとして見てもらおうと。」

はぁ…。
と大きく溜息を吐かれたイマ様。何故にそんなに驚くのでしょうか。

はっきし言って私本丸の中に入りたく無いから無駄に戦って来たんですよね。

なんかイマ様と違って怯えられている気がするので気まずいんですよ。

弟「巴型さん、とりあえず姉さんを部屋に連れて行って。お祖父ちゃんはもう暫く僕の護衛ね！」

その日、巴型様に抱えられている私を見て男士様達曰く「少しだけ怖く無くなった」らしいです。